2009年上半期のホームページ


 今シーズンは、一度は雪山に行きたい。初枝の調子次第だが、とにかくトライしなければ始まらない。初枝が疲れないような、のんびり過ごせる場所を探して、その時の状況によってスキーをさせてみたい。

 1月末になってやっとその機会にめぐまれた。宿も安く手配できた。7ヶ月の入院生活から退院して1年。まだ、本来の体力は戻っていないが、どのくらい対応ができるか出かけてみることにしました。

 そんなこんなで、4月末まで、合計6回スキーに行くことができました。スキーは、体力を使わなくてもできるという証明になりました。だって、上から降りてくるだけなのですから。もちろん、以前のような急なコブ斜面はやっていないし、連日のスキーもやらずに、疲れないように気をつけています。

 5月に入って、初枝の体調が悪くなって来ました。暑い日が続いたり、冬のスキー疲れが蓄積されたのかもしれません。5月末に病院で検査を受けて、血球には問題ないことが分かりました。ほっと、ひと安心。

 検査を受けるまでビクビクですね。最後に抗がん剤を入れてから 524日目。まだ、薬の影響で、ものすごく疲れやすいのです。

 6月に、焼津に行きました。能登で、いつもお世話になっている友人が小児科を開業して、彼の依頼でホームページを立ち上げました。私としてはかなりの出来と思っています。HTMLの勉強もかなりしました。


作成日 2009年7月
Produced by Masaharu Kawamura (川村正春、初枝、茶トラのチャーチャ)
  
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  • 2009年1月からの写真です。





     1月、チャーチャの写真:(新デジカメ試写)

     長年使っていたデジカメの調子が悪くなった。CCD周りの回路不良らしく、時々カメラ画像が出なくなる。正常なときもあるし、ノイズが出たり、全く画像が出なくなる。分解してみたが、あまりばらしすぎると精密な調整が必要になってしまうので、結局あきらめた。

     ということで、新しいデジカメを調べ始めました。お店で見ても種類が多すぎて、全く選択できない。お店の人に聞いても、メーカーのヘルパーばかりなので、自分の会社の製品を勧めて全く参考にならない。技術用語を全く理解できない店員。適当にごまかし、話題を替えるベテラン販売員。日本で一番の売上げを持つ量販店でもこの有様です。
     腹立つ!

     結局、価格.com が一番参考になるということか。 


     チャーチャの写真:(新デジカメ試写)

     価格.com を見て、とっても面白いことが分かった。お店では、全く土俵にのっていないリコーの製品が非常に好評価であるということだ。

     売れ筋と注目度でNo.1、満足度でもランクインしている。それ以外の製品は、この3つの項目で全部ランクインしているものはない。キヤノン、ニコン、ソニー、パナソニックは一体どうしたんだ。

     この製品を詳細に調べて見た。1000万画素以上、広角28mm相当、光学7.1倍ズーム、光学防振、オムロンが開発した顔認識搭載、肝心な画質もネット上でのものは、他社のものに比較して解像感が高く見える。これがリコーR10という機種だった。

     クチコミを読んでみると、08年3月に発売されたR10の前の機種であるR8と性能に差があまりないことに気が付いた。

     発売当初は、最安値でも50000円だったものが、わずか10ヶ月足らずで17500円。これじゃ、買わなきゃ損みたいな。お前は愛社精神ないのか? いいえ、そういうことではなく、本当に良い他社製品は使って見なけりゃ分からないでしょ。

     上の写真のオリジナルは、猫の顔の毛が1本1本が見える。このHPの画像はVGAに画像を圧縮しているので本来の1000万画素ではないけれど、今までの写真より良いことが分かる。レンズ性能もかなりのものだ。

     下の写真は、ワイド画面28mm相当での、猫の手をカメラの目の前に近づけての奥行き感(パーステクティブ)をトライした。

     35mmフィルム換算で28mmから200mmまでのズームができて、これだけの解像感と小型軽量。夢のようなカメラですね。





     1月、休暇村乗鞍高原:

     トクートラベルで休暇村乗鞍高原を予約した。1泊2食で4660円(1月限定直前予約:56%割引)。こんなにも広く清潔感のあるツインルームで温泉露天風呂もある。しかもスキー場の真ん中に位置する。いつもだったら1泊2日でスキーは2日間やるけれど、今回は初枝のトライ。だから、2泊して真ん中の日が晴れたら、ちょっとスキーをはいて見ようかという程度で出かけた。メインは温泉と食事。

     食事もクチコミで高い評価を受けている種類が本当に多いバイキング。郷土料理や地元の漬物、お蕎麦などが本当に美味しい。暖かい鍋物も種類がある。かなりお得な宿です。

     

     


     初枝のスキー:

     この日、1月28日は、1年前に初枝が退院した日。一年経ってスキーがやっと出来た。しかも快晴。青空が深い。真白な乗鞍岳の透明感が夢の世界を演じている。こんな日が再び訪れるなんて、なんか不思議な気分。ここにいるだけで十分だね。強い日差しを浴びながら、冷たく新鮮な空気に触れている、そんなことだけでも幸せです。

     久しぶりのスキーでも、忘れていないものですね。この日は水曜日、シニア1日券が2000円だった。

     乗鞍高原スキー場は、少し山奥のイメージがあるのでお客さんが少ないのか。私達も冬は初めて来ました。この広大なスケールは、日本のスキー場らしくない。一度でもこんな素晴らしい経験をすれば、忘れられないのに。


     初枝のスキー:

     急斜面の景色は山の醍醐味。あの遠くに微かに見える山は何だろう。冬山の美しさを独り占めできるのは、スキーヤーの特権です。

     雪質が良いので、急斜面でも全く問題ない。初枝も楽しくスキーを回している。


     初枝のスキー:

     上の急斜面の写真を下から撮影したもの。モーグル専用バーンもある。

     ここから見ると急斜面に水平に2つの段々が見える。一番上のラインを含め、3本の段は自動車道路です。イロハ坂のような道路が段々に見える訳です。休暇村から上方の乗鞍スカイラインまでの道は冬は通行止め。もちろん雪が深いからだけど、スキー場になってしまうからからです。


     私のスキー:

     この斜面はメインの国設ゲレンデから横に伸びている鳥居尾根ダウンヒルコース

     それにしても人がいないね。休暇村の宿泊者も、私より年配の人が多い。1月は学生が試験だから若者が少ないのは理解できるけれど、社会人の若者は一体何をやっているのか。寂しいね、若者の興味が合コンにしかないのは。

     欧米では、スキーは年配者が楽しむもの。長期滞在でのんびり雪山の自然を楽しむ。若者には手の出ないセレブなバカンスなのです。日本も長期滞在ができる素敵な施設があると良いですね。


     私のスキー:

      スキー場の中腹の広い緩斜面。乗鞍岳が良く見える。この辺りは、高速クワッドリフトから見るともっと山々が綺麗に見えます。

     オシャレなレストランやカフェの建物もスキー場の中にあるが、ほとんどクローズになっています。寂しいね。もっとお客さん、来てください。

     ちなみに、スキーやスノボをしなくても、スノーシューのハイキングツアーが毎日ガイド付きで実施されています。リタイア組よ。外に出て美しい自然を楽しみましょう。





     乗鞍高原湯けむり館にて:

     今回の休暇村の代金には、湯けむり館の入場料700円も含まれている。この温泉は硫黄の白濁温泉。硫黄温泉は香りがいいよね。

     湯けむり館は、全館禁煙です。賛否両論、色々あると思うけど喫煙者を全く無視するというのはどうなのだろう。

     上の写真の部分拡大:

     上の写真の左に写っている看板を部分的に拡大してみた。見事に文字が判読できる。さすがに1000万画素の解像度は凄い。

     先日FMを聞いていたら、”ハルカリ”のメンバーが、現在デジカメに凝っていると。最近リコーのR10を買って、すごく満足しているとのこと。女子アナは、それを聞いて、今、街中ですごくそのカメラの評判が高いと言っていた。もちろんコマーシャルとは関係ないところで。真面目な商品を開発することの大切さを今更ながら感じました。





     中央高速道路で何を食べますか。

     中央高速が出来た頃から休憩は談合坂SAというのが当たり前だったような気がする。学生時代は何かにつけ河口湖まで遊びに行った。富士スバルライン、河口湖でボート(ナックル・フォー)大会、クラブの合宿、合ハイ。大月から先は対向2車線で追い越しはスリル満点。マツダロータリークーペで200Km/hを出した奴は誰だっけ。あの頃は、甲府方面に行くには、大月で降りて20号線を使うしかなかった。笹子トンネルだけは有料だったね。というようなことを思い出しながら談合坂SAで休憩する。確かに「ほうとう」とかは美味しいけど、もうマンネリかな。

     最近では八ヶ岳PAで休憩することにしている。なぜなら、ここのチャーシュー麺が最高に美味いから。上り下り、どちらのPAでも、これを食べることが出来る。街中のラーメンより安いこのチャーシュー麺。食べてから驚いて下さい。感動したらメール下さいね。






     2月2日浅間山噴火の火山灰:

     夜中に猫のチャーチャが騒いでいるので起きてみると、トイレのドアがカタカタ振動していた。風の振動とは違う。朝のニュースで、その時刻は浅間山の噴火時刻だということが判明。低周波振動が本当に噴火振動によるものかよくわからないが。猫はたぶん様子が違うことが分かったのだと思う。なんたってものすごく耳が良いのだから。


     2月2日浅間山噴火の火山灰:

     すごく細かく軽い灰なのです。電気掃除機は役に立たない。我が家の掃除機はフィルタータイプだけれど、ほとんどの火山灰はフィルターを通過してしまう。サイクロン式でも質量がないので原理的に分別できないだろう。屋根やベランダについた灰はなかなか取れない。とても厄介です。

     半世紀以上、東京、川崎、横浜に住んでいるが、こんな経験は初めてです。鹿児島の人の苦労が分かります。





     2月16日軽井沢:

     能登でお世話になっているドクターH夫妻が軽井沢プリンスに来ているので、会いに行った。一緒にスキーを楽しんだ。ご夫妻は新幹線で来られるので軽井沢が最高に便利なのだ。今年から静岡で開業されるので奥さんもとても忙しいとのこと。


     2月16日軽井沢:

     初枝も2回目のスキー。私達は軽井沢でスキーをする場合、以前は日帰りだったが、今回はリゾートクラブの体験宿泊をして見ることにした。クラブの営業マンは豪華な別荘ライフを強調していたが、はっきり言ってそれほどのものではない。一見良さそうだが、安普請であることはすぐにわかる。


     2月16日軽井沢:

     前の日がとても暖かい日だったので、この日も春スキーのようにスノーコンディションが良くない。浅間山は、ちょっとガスが多く出ている感じかな。それにしても噴火の火山灰がここから横浜まで飛んでくるんだからちょっと不思議に感じるね。





     2月23日、初枝の血球数が全て平常の値にやっとなりました。

     最後に抗がん剤を入れてから428日目のことである。気分的には普通の生活に戻ることが出来るだろう。かなり色々な事が出来るようになったが、無理をせず、何でも少しずつやらなければならないとのこと。





     3月5日:白馬47スキー場

     翌日が晴れになるという予報を確認して3月4日に、白馬のペンションちゃうちゃうという所にトクートラベルを介して当日直前予約を入れました。本当に直前なので、2食付きでリフト1日券まで入ってツインルームの宿泊費が一人7361円という格安価格。

     こんなに安くてもその日のお客さんは4組だけ。なんかかわいそうになってしまう。その日の夕食はフルコースのフランス料理。前菜3種、スープ、魚料理、肉料理、デザート。料理のソースも変化があって、普通のレストランで食べるものより美味。デザートのクレームブリュレもなかなかのものでした。朝食には自家製の焼きたてパンまで作ってくれる。

     ただ一つだけ感じるのは、その昔ペンション大流行の頃の設備は、かなり古くなっていて、今時の贅沢若者には無理なのかな。それともスキーそのものが、無理なのかな。

     こんなに雄大で美しい景色が自分の目の前にあるなんて、とっても贅沢な気分です。背景の山は左は五竜岳と右の唐松岳。寒くは感じない。冷たい空気がとても気持ちいいのです。  


     3月5日:白馬47スキー場

     2年ぶりで47のシニアクラブを訪れた。懐かしいなー。メンバーもかなり増えたようです。私達を覚えていてくれた人もいた。

     2年前にお世話になったMさんは、一緒に滑ってくれた。Mさんは子供スキー教室の先生もやっている。私達より年上だけれど、すごいスタミナでがんがん滑って行ってしまう。リタイアして白馬に移り住んで、本当に満足した自分の生活をしているのだ。会えて良かった。

     背景は上の写真とちょっと角度の違う五竜岳です。





     3月17日:高校時代の友人と

     本当に久しぶりに高校時代の友人たちに会いました。
     真ん中が小説家の喜多嶋隆です。彼は、その小説の舞台である海の近くに住んでいるので、なかなか会う機会がありませんでした。今回は彼が便利な所で会うことにしたので、みんな集まることができました。湘南新宿ラインのお陰だそうです。
     良く遊び、良く遊んだ仲間ですね。悪いことも? 彼の小説のように、いつまでも、わくわくどきどき感を忘れず生きて行きたいと思います。





     3月19日:白馬47スキー場

     3月17日に黄砂が日本列島に降り注ぎました。
     まさか北アルプスがこんな姿になろうとは。白く雪が流れている場所以外の灰色部分は全部黄砂です。19日この日は、とても暖かく雪が融け、もう春スキーの気分です。雪が重たくて滑り難い。その上、黄砂で摩擦が増す。緩斜面では止まってしまいます。迷惑な砂ですね。それでも1日券を買った以上は滑らないとね。

     どんな雪でも基礎技術がしっかりしていれば、難なく滑れるそうです。これはスキーだけの話ではないですよね。基本が大切。基本が身についていれば、応用力は無限に成長します。そして地道な努力をしないと身に付かないのが基本力。  


     3月19日:白馬47スキー場

     北アルプスの山々全体が黄砂です。前の日の夕方は日差しが逆光だったので気が付きませんでした。いつものように山は綺麗だなって思っていたのに。

     前の晩の宿は「ホテル白馬」というところ。数年前にも利用していてお気に入りのホテルです。温泉、露天風呂もあります。部屋は綺麗で広いツインルーム。ミニキッチンもある。食事もかなり美味しい。今回は春スキーキャンペーンでリフト券付きで8500円。
     食事をしていたら、クラブツーリズムのバッジをつけた年配の人達を見つけました。スキー客以外に、団体バス・ツアー客を受け入れている。それほどの人数でないのは、きっと旅行会社がお客さんを分散させて宿泊させているのですね。これは良いアイディアです。これだとホテルも一般客も迷惑にならない。


     3月19日:白馬47スキー場

     前の日に47シニアクラブのMさんに連絡をさせてもらいました。2週間ぶりにMさんと一緒にすべることが出来ました。コーヒーショップをやっている奥さんがいろいろなものを作って待っていてくれました。47スキー場のベースで外ランチ。
     こんな暖かい日は、太陽の下、雪にかこまれてのんびりみんなで過ごすだけで幸せです。  


     3月19日:白馬47スキー場

     ここで食事をしていると、Mさん夫妻に、たくさんの人が声をかけてきます。
     嬉しいね。人が集まれば集まるほど幸せがたくさんできる。テーブルの上には、食べ物もたくさん並ぶ。
     何も悩むことなどない。みんなで美しい景色を見ながら、素敵な空気を吸って、一緒に過ごそう。それだけで最高の幸福です。



     森の果樹園

     白馬からの帰り道、2年前に3週間滞在した知人が経営している安曇野の森の果樹園、ウインドマウンテンに立ち寄りました。
     お世話になった皆さん、変わらない自然。全てが懐かしい。

     この2年間は、私達にとっては逆境だったけれど、私達を取り巻く人々にも様々な人生があった。時は確実に進む。みんなが元気で再会して、お互いに喜びあえること。そんな光景が幸せって言うんだね。  



     FTOの車検 

     初枝の車FTOの車検をする。13年目になるこの車は、ただでさえ初枝はあまり乗らない上に、この2年は病気で全く使用していないので、走行距離18400Kmというまだ新車並なのです。そのうちプレミアが付いて高くなるかも。
     12月のメモ(前回のHP)があったので、非常にスムーズに全ての検査を受けることができました。

     今回面白かったこと。
     外人が運転して検査を受けていた。隣に日本人の女性がいる。私は見学コースにいたら、その女性が電光掲示板に指示されている「40 Kmでパッシングするってどういうことですか?」という質問を大声で聞いてきた。こんなことも分からないで、よく車検を自分で受けようとしているなって、本当にびっくりしました。たぶん、外人は通訳の女性がいれば問題ないと思ったのでしょう。でも女性は車のことが分からなかった。

     でも、陸運局にいると外人がかなりいることに気づきます。彼らは無駄なお金を使わないことに慣れている。というか何故自分でも出来るのに、ディーラ任せで高額なお金を払うのか、理解出来ないと言った方が正しいかも。

     結局、私が教えてあげたので、その外人は車検を通すことができたから、それでいいのだね。車検なんてそんなもんじゃ。    




     3月28日:クラス会

     小学校6年生のクラス会をやりました。今までで3回目だそうです。ずいぶん懐かしいメンバーがいます。    
     47年前の写真:

     私達が小学校を卒業する時の写真です。みんな面影が残っています。  


     3月28日:クラス会

     中学時代の塾のクラス会。といっても今の学習塾からは考えられませんね。夏は海でキャンプ。冬はアイススケート(軽井沢にも行きました)、スキーなど、なんでもやりました。みんなで遊ぶことが大好きだった先生です。  


     3月29日:上野公園さくら

     大学時代の友人、画家の山口都さんから朱葉会の展示の案内があったので、早速上野の東京都美術館に出かけました。美術館にはこの桜の通りを通らないと行けません。

     私は東京生まれ、東京育ちですが、生まれて初めて上野公園の桜を見ました。まだ、三分咲きなのに、すごい人です。なぜ、人々は桜を見るのに上野に集まるのでしょうか。ちょっと信じられません。だって桜だけなら、東京にはもっと綺麗な場所だってありますよ。
     上野には何か別の魅力があるのだね。  





     4月1日:白馬の「コーヒー森川」にて

     コーヒーショップ「コーヒー森川」。個人情報ではないので、お店の名前は書きました。みそらの別荘地の一番奥にあっても、温泉「おはるかの湯」の近くなので雰囲気が明るい。

     倉本聡脚本のドラマ「優しい時間」に出てくる「森の時計」のような雰囲気。富良野にある「森の時計」は、ドラマで作ったものだけど現在は営業もしています。そういえば、私の2006年上期HPのトップ写真群に「森の時計」の映像があります。  

     春休みでお孫さんが来ているのでコーヒーショップは臨時休業。でも、訪ねて行ったら大歓迎をしてくれました。


     4月1日:白馬の「コーヒー森川」にて

     平原綾香の「明日」が聞こえてくるような本当に優しい時間です。

       雪がしんしんと降っている
       深い雪を踏みしめながらいつもの喫茶店に通う
       何も聞こえない
       遠くに店の明かりが見えてくる
       いつものお店には、いつもの人々
       あったかい
       あったかい

     そんな幸せな気分が味わえます。


     4月1日:白馬の「コーヒー森川」にて

     ご主人こだわりの手作りのお店。何でも自分で作る。だから暇な時間なんてありません。毎年赤字でもかまわない。みんなが元気で笑いが聞こえる場所であれば良いという。
     自分の田舎に帰ったような、そんな気分が味わえる場所。

     田舎がない私達にとっては、夢のような空間です。


     4月2日:白馬47スキー場

     白馬では唯一の北斜面の47スキー場。だから春スキーでも雪に困らない。予定では今年も5月連休まで営業。
     写真の奥は白馬の街です。

     4月では珍しく寒気の入ったこの日は、スノーコンディションもかなり良い。2週間前の気温が上がり、そして黄砂の混じった雪とは大違い。  


     4月2日:白馬47スキー場

     北アルプスの山々も白さを取り戻しました。この写真上部の尾根は唐松岳から伸びている八方尾根スキー場のトップ。 

     今回の宿代はトクー市で獲得した109円(トクー)、初めての経験です。何回もテレビで取材されたトクートラベルのトクー市。毎週水曜日の午後3時に売り出します。先着順だから、腕次第で109円で宿が予約できる。日本全国10箇所くらいだから競争率はとても高い。

     「ユースビラ白馬とおみ」という今回の宿の費用は朝食付き2名で本当に合計109円です。なんと申し込み受付開始後、予約希望をクリックしたユーザーは、あっという間に500人。もちろん最初にクリックした人が予約を確定できます。
     ということは、その人達は事前に、ネット上でこの宿のプレゼンテーションを見て、白馬に来ることを希望したのです。わざわざ交通費を使っても。
     「ユースビラ白馬とおみ」が100%蕎麦粉の手打ち蕎麦で有名なことを、その人達に知らせることができる。無関心な人々に闇雲に宣伝するのではなく、最も効率のいい方法でコマーシャルをすることが可能になる。高額の宣伝費をかけるのではなく、たった一組109円で宿泊させることによって。
     これがトクートラベルの企画力ですね。

     ちなみに、地元産の蕎麦の実を特注で挽いたここの蕎麦粉はこだわりの一品。最高の味です。昼間はお蕎麦屋としても営業をしているので是非ご賞味あれ。安曇野あたりで有名な店に並んで食べるより、ずっと美味ですよ。  


     4月2日:白馬47スキー場シニアクラブ

     シニアクラブのクラブハウスは、スキー場ベースのビールバー(食事もできるレストラン)の片隅にある。
     クラブの常連さんたち30人以上が、数日前からスキー場の社長と一緒にスイス・ツェルマットへスキーツアーに出かけている。だから残ったメンバーは鬼のいぬ間に・・・・・・。

     ランチはみんな集まり大騒ぎ。「コーヒー森川」のご夫妻とお孫さん達も一緒。シニアになるのは随分先の話だけどね。


     4月2日:白馬47スキー場シニアクラブ

     スコットランド人のJさん。シニアクラブのメンバーです。毎年、日本の白馬に6年もの間、通っているとの事。
     日本語は出来ません。でもかまいません。楽しいから。

     面白いね。日本人達は毎年、スイスのスキー場へ。スコットランド人は、毎年一ヶ月間も白馬へ。
     彼は言います、日本はとても綺麗で人々が親切、正直だから大好きだと。確かにそれは言えるのかな。一般的な話としてはだけど。





     4月6日:多摩川のさくら

       毎年、下丸子から二子玉川まで歩いて花見をしています。東京には多くの桜名所がありますが、私は多摩川沿いの桜の雰囲気が一番好きです。
     場所は鵜の木パークハウス・マンション下の桜並木と多摩川台公園下川沿いの大木の2箇所が特にいいです。特に後者は、お花見客が多摩川台公園に行ってしまうので超穴場。

     ほとんどの桜の木は花の季節が終わると枝を切ってしまうので、なかなか大木を見つけることが出来ません。この写真の木は地面すれすれに枝を這わせているので本当に見事な姿です。

     この日は月曜日で快晴。お花見客が少なく、こんな大きな桜の木の下でお弁当を広げることが出来ました。最高の花見でした。

     初枝は昨年に引き続き、二子玉川まで歩くことを途中で断念。約半分の距離にしました。来年は最後まで歩くことにしましょう。


     4月6日:多摩川のさくら

       別の角度から見たこの大木のさくらです。枝の下でお弁当を食べている初枝が小さく写っています。(まるで心霊写真のようですね)





     4月9日:江川せせらぎ緑道

     横浜港北「IKEA」の交差点から「ららぽーと横浜」方面に向かう水路沿いの緑道。桜とチューリップが同時に咲く。

     こんなチューリップみたことありませんでした。葉がチューリップなので、やっぱりチューリップです。

     


     4月9日:江川せせらぎ緑道

     さくらの花びらが散っています。今年は春の嵐がなかったので花びらの散る時期が遅い。この日はそれでも風が少し吹くときがあり、その度に花吹雪が嬉しそうに舞う。まるで雪景色のようです。

     水路には花びらがたくさん浮いて、流れの早いところでは花びらの滝。ゆっくり流れるところでは、その影も流れにのって遊んでいるようです。


     4月9日:江川せせらぎ緑道

     IKEAに車が駐車できるので、そこから歩き出せば良い。お弁当はIKEAでホットドッグを買って持って行きます。IKEAのホットドッグはテイクアウトすることを考えていないので、どうやって外に持ち出すかは各自考えていかなくてはなりません。

     それにしても、このホットドッグは一つ100円にしては、とても美味しいです。ピクルス、オニオンなどのトッピングをのせ、マスタード、ケチャップ、カラシ・マヨネーズなどをかける。でも、これではドッグの上がべたべたで持ち歩くことはできません。どうやったら美味しそうなままで、手がべたべたにならず、持ち出すことが出来るのか。毎年桜の時期にこんなことを考えて実行するのも楽しいです。


     4月9日:江川せせらぎ緑道

     資料にはこう書かれています。

     昔の農業用水路に都筑下水処理場の豊富な高度処理水を流し、鶴見川までの2.5kmに亘り開発された緑道。港北 I C上流の両川岸には、ソメイヨシノの桜並木が続き、都筑区随一のさくらの名所となっています。この他ゆきやなぎ、花菖蒲、手植えのチューリップなど四季折々の花が楽しめます。下水処理された澄んだ水のせせらぎには鯉や小魚が放流され、住民の格好の憩いの場となっています。平成11年地元町内会、企業からなる水辺愛護会は旧建設省の「手作り郷土賞」を受賞しております。

     立て看板には小学校の名前が書いてあります。小学生がチューリップの球根を植えたのでしょう。汚れていた水路を少しづつきれいにする活動。みんながそういう気持ちでいる社会は、とっても気持ち良く生活することができます。

     でも、こんな素敵な水路に、お弁当を捨てる大人がいました。環境を壊しても何にも感じない人間はどこにでもいるのですね。





     4月23日:白馬コーヒー森川

     この日、白馬での最後のスキーをするために出かけました。連休は混雑するし、特に今年は高速道路が安いので、どんなひどい状態になるのか分かりません。雪も少ないので、スキーはもう諦めた方がいいですね。

     この写真のランプに注目。
     私が学生時代に知床半島・岩尾別ユースホステル(ランプの宿:今は自家発電で電気を使用しているとのこと)で、買ってきたランプです。実際にこのホステルで使っていたランプと同じもの。実家に何十年も埃まみれでおいてあったものを、喫茶店「コーヒー森川」に飾ってもらいました。
     ランプもきっと喜んでいるでしょうね。


     4月24日:白馬ハイランドホテル

     写真の右上に写っている高台(ハイランド)の上に建つホテルです。30年くらい前に建てられたとのこと。実は、私達はその頃、宿泊したことがあるのです。まだスキーは初心者だったので、ホテルの裏にある専用スキー場の下のほうで滑っていました。

     今回懐かしい気持ちで訪れたのですが、ほとんどその頃の記憶がありませんでした。若い時の興味と今のそれが全く異なっているということでしょうね。温泉や景色、料理などは、その頃の私達にとっては、どうでも良くて、スキーをすることしか興味がなかったのでしょう。

     ところで、白馬ハイランドホテルは今回宿泊してみて、お勧めのホテルだと思いました。外観は古くて「大丈夫?」っていう感じですが、内部は改装してあり綺麗です。スタッフの対応も良い。食事はバイキングですが、丁寧に作ってあります。あつあつとろとろのビーフシチューは絶品。東京のホテルでこれを食べたら相当高価だと思います。山菜のてんぷらも揚げ立て。満足の食事でした。
     そして何といっても姫川温泉露天風呂です。雄大な景色を見ながらのお風呂は、最高!!  
     インターネット予約もお得です。

     写真の左上の街並みは白馬駅付近です。


     4月24日:白馬47スキー場

     春スキーもこのくらい雪がなくなると寂しいですね。

     でも、スキー場も大変なのです。なんとかゴールデンウィークまで雪をもたせたい。白馬47スキー場は、この辺りのスキー場では唯一北側の斜面なので雪が最後まで残っています。それでも懸命に雪を集めてコースを作ります。
     このコースは、そんな努力が良く分かります。






     5月は新型インフルエンザの怖さもあり、どこにも出かけなかった。 その間、いろいろな事件があり、感じる事が非常に多い。政治やマスメディアのひど過ぎる対応。 何故みんなは怒らないのだろう。



    新型インフルエンザ

     生徒が新型インフルエンザに感染すると、その学校の校長先生がテレビカメラの前で謝る。そんな光景を見ると何だかみんな不幸だな、って感じる。
     一方、海外のニュ−スを見ると、感染した人がテレビカメラの前に立って、病気の症状がどうだったかとか、治療がどうで、今はどんな気持ちとかを、笑顔で語っている。当然、その人の名前も明らかになっている。
     この違いに気づいている人は少ないかもしれない。 というよりは、それが何なの? と言う人の方が多いだろう。

     感染者や家族、学校やその地域を差別する。非難をする。そんな風習が日本には昔からある。そういう風習、悪い文化を良い文化に変えていかなければならない。
     それが、政治やマスメディアの役割ではないだろうか。

     今の世の中では、感染の疑いのある人は、隠そうとするに違いない。自分や家族のことを思うと、そちらを選ぶだろう。 まして弱毒性なら、ほっといても問題ないと思う人が多いだろう。 だから、実際の感染者は、公表値の何倍にもなっているといわれる。

     もし、これが強毒性だったらどうなるのか。 一人の感染者の発見が遅れたなら、あっという間に犠牲者が出てしまうのだ。潜伏期がある病気は発見が遅れると、ねずみ算的に感染者が増える。

     大事なことは、最初に自分が感染したのではないかと手をあげる勇気。 考え方を変えると、その最初の感染者は、学校や地域、国を救うことになる。 人類を救う英雄なのだ。 政治家達は、患者が完治したなら、飛んでいって握手し、表彰するくらいのことをするべきなのでは。

     それが、人類が進化するための文化という知恵である。




     サージカルマスク

     新型インフルエンザの感染を防ぐためには、マスクをすることが一番効果的だという。 ところが、マスクをしている人がほとんどいない。5月に神戸、大阪で感染者が多数出たときだけは、マスクをしている人が多かったし、薬局のマスクが売り切れてしまった。

     しかし、あっという間に、その状況が過ぎてしまった。 弱毒性とか終息宣言とかの言葉を聞くと、人々の関心は、自然となくなった。

       インフルエンザの感染状況を見ていると、この人類の反応が、インフルエンザ・ウィルスの存在を可能ならしめているのではないかと考えてしまう。

       ウィルスは定義上、生命ではない。 他の生命細胞と接触することによって、その生命細胞の性質を変化させ、自分自身のウィルスを増殖させる。 ウィルスは自分から動かない。 自分自身で増殖できない。 じっと待っていて、誰かが接触してくれるのを待っている。 油断している人間が、無意識に接触してくれるのを、じっと待っている。 

     一人の人間に入り込んだウィルスは、潜伏期間の間に、何人もの油断している人間達に入り込む。 

     感染力が増大するということは、どういうことなのか? こんな簡単な質問に、正確に回答することさえ、マスメディアは報道できていない。 ウィルスがたとえ人間の細胞に接触しても、そのウィルスの数が少なければ、人間の抗体に負けて感染することはない。 しかし、ウィルスが強くなれば、その数でも人間に勝つ。 それが感染力が増大したウィルスである。

     ウィルスは簡単に変異する。 強毒性にもなる。 感染力が増大することもある。 変異の可能性は確率論そのものだともいえる。 つまり、ウィルスが多いければ多いほど、変異する確率は増える。 さまざまな環境にあればあるほど、変異の確率は増えると考えるのが妥当である。 たとえ、弱毒性でも、たとえ感染力が弱いものでも、世界中に広がり、感染者が何万人にもなれば、後はもう分かりきった状態になるのである。 人類が経験したことのないパンデミック。

       他の人たちと同じ行動をしてはいけない。 自分を守ることのできるのは自分だけなのだから。 




     銀行とコンビニ、郵便局と宅配メール便

     最近、銀行業務の一部がコンビニエンスストアでも可能になっている。 先日、自動車税の支払いに初めてコンビニを利用した。書類をレジに持って行き、お金を支払う。あっという間に全てが終わった。
       銀行における支払いと比較しよう。 先ず、係員に税金の支払いのための書類を貰う。その書類に必要事項を記入をする。 受付番号を受け取って待つ。 その番号になると窓口に行って、お金を支払う。

     コンビニの店員は、商品棚の整理からレジ係り、宅配便の受け取りまで、なんでもこなす。 店員は通常2人以下である。 銀行員は専門の担当のみの仕事である。 銀行にはたくさんの人間が働いている。 そして、多分皆さん忙しいと感じている。 銀行員は一生懸命働いている。 決してサボっている訳ではない。

     友人に写真を送るために封筒に写真を入れて80円切手を貼ってポストに入れた。 数日後、もう先方に着いたかなって思っていたら、その封筒が我が家の郵便箱に戻って来ていた。 10円の料金不足のために配達不可とのこと。 私が予め重さを計らなかったミスである。 ちなみに重さを計って見ると、ほんの僅か(2g以下)に重量をオーバーしていた。 ルールであるから仕方の無いことだが、何か引っかかる・・・・・。

     調べると、宅配会社のメール便は写真の送付なら、もっと重くても80円である。 ただし、親書つまり手紙を入れることは出来ない。 手紙を送ることが出来るのは郵便だけ。これは郵便会社に与えられた特権である。 にもかかわらず、「おまけ」の気持ちもないのかな? というより、無料で送付元に戻すことの方が無駄な費用がかかるのではないのか。 この「無料」を使うと悪用もできるね。 ともあれ、それ以来、手紙以外の送付は、メール便を使うことにして、またまたコンビニに行くのである。






     6月7日:焼津さかなセンター

     初めて焼津に行きました。 能登でお世話になっている友人が小児科を開業して、彼の依頼でHPを立ち上げました。 HTMLの勉強もかなりしました。 私としてはかなりの出来だと思っています。

     焼津インターのすぐそばに魚センターがあります。 とても楽しいところですね。 お土産のための一見さん相手の施設だとは思いますが、お店がたくさんあるので、お互いに競争をしています。 試食だけでも満足できる場所だと思います。


     6月7日:お刺身

     焼津の友人に、焼津一の料亭でご馳走になりました。 確かにお刺身は、とてもおいしかった。 それよりも、この写真で分かるように、お皿の上に全面に敷かれた氷が、何よりもうれしい。


     6月7日:アワビ

     蒸アワビと肝ソース。 見るからに美味しそうです。 アワビは火を加えた方が柔らかくなります。

     本当は回転寿司でも良かったのに、私たちには高級過ぎなくらい。 久しぶりの高級料亭でした。


     6月7日:ほりお小児科プレイルーム

     この小児科はとても広い空間にあります。 そして院長夫妻が理想に考えていた子供たちが十分楽しめるおもちゃのたくさんある広いプレイルーム。

     私たちが子供のころにも、こんな病院があったらなと思いました。 病院に入りびたり。 「もう来るな!」 って、言われるまで来るよね。


     6月7日:ほりお小児科にて

     院長夫妻と記念写真。 以前、何かでもらったクマのプーさんをプレイルームにおいてもらいました。 我が家にあっても仕方のないもの。 有効利用をしました。

     私たちよりずっと年配のご夫妻がチャレンジした第何回目かの人生。 応援しています。

     ほりお小児科のホームページは、更新中です。見てくださいね。



     伊豆高原、ノースイン

     焼津からの帰り道に伊豆高原に立ち寄りました。今回もトクーの109円の予約が取れたのです。
     プチホテル・ノースイン。クチコミ評価もなかなか良い。朝食一人525円を追加しました。

     ノースインは、露天風呂もある温泉付きで、隣にレストランがあり、そこで食事をする。日曜日の夜だったので、多分宿泊者は私たちだけだったと思う。安いので文句はいえないが、私たちの部屋はちょっと狭いツインルーム。525円の朝食は本当に完璧、文句の言いようがない。すばらしい。
     今回初めて知ったこと。宿泊費が安いと入湯税を払う必要がない。ということでホテルの費用は二人で1159円でした。ホテルのご夫妻は、とっても感じが良かったです。  

     ホテルの奥さんに地元の人のための魚屋さんの場所を聞いて買い物をしました。国道には、たくさんのお土産屋さんがありますが、私は地元の人のためのお店で買い物をするのが好きです。生シラスや桜えび、干物、野菜などを買いました。







    財源

     民主党の経済政策に対して、自民党の反論は、からかい半分で、「その財源はどうするの?」
     一見、当然の反論、具体策のない経済政策。 と思う人が多いだろう。

     私は、90年代から2005年までの間、この無理な経済政策に対して、本当に苦労してきた人間だと思う。もちろん私の周りの人達も、みんな必死で頑張ってきた。 そして、何とかその毎年の課題を乗り切ってきたと考えている。 

     私たちの仕事は製造企業の開発設計業務である。 毎年、予算は削減される。 それでもやっと作った予算案も、トップの指示で、更に引き下げられる。 あの頃の民間企業では当たり前のことだった。 「お金を出してくれないなら、今年の開発は出来ません!!」  て、一度でも言えただろうか。 自民党や役人は、平気で言うよね。 民間では、絶対に言えない言葉です。

     90年代、バブル崩壊後の製造業は、本当にひどい状況だった。 しかし、私たちは、それを努力と知恵と粘り強さで、切り抜けてきたと思う。 そして、その会社は、勝ち組という呼称で、いつしか呼ばれるようになった。

     組織の中で仕事をしていると、今やっている事が、当たり前という認識に陥りがちになる。 「私たちは頑張っているんだ。決してサボっていない。」 と働いている人は言うに違いない。 そして、それは多分真実でしょう。

     大阪府の知事に橋下徹氏がなったとき、最初の朝礼で勇敢な女性が反論をしたよね。 正にそれが象徴的な出来事だったと思う。 私のこの十数年の経験では、コストダウンに不可能という言葉を、そう簡単に使うことはできないということ。 

     財源=消費税アップ なんて、とんでもない!!   今の役所なら、いくらでもコストダウンは出来ます。 これは、民間企業で苦労した人なら当たり前に理解できることです。






     魚の燻製

     この日は梅雨の合間の強い日差し。 本当に久しぶりに(数年ぶり)燻製を作りました。この写真は乾燥しているところ。

     金目ダイ干物、アジの干物、帆立、イカ、さば干物、ほっけ干物など。
     イカをのぞき、大成功でした。 イカの燻製は、当たり前すぎて、取り立てて言うべきことが無かったということです。 帆立貝柱は、最高の出来でした。市販のものは高級品。私の作ったものは、北海道産ですが、量販店の冷凍品。 でも抜群の美味しさでした。

     オランダ産の安物のアジの干物も絶品。 フフッ、美味しい・・・。

     簡単、魚の燻製の作り方

    ■材料■  魚の干物など(安い冷凍物で良い)、あとは塩だけ。

    ■作り方■
    1、ボールに入れた塩水に魚を入れる。(30分以上) 味付けはこれだけ。   熱を加える熱燻ならば、それほど塩を濃くする必要はない。(今回)   (火を遠ざけて燻製する冷燻の場合は、塩をある程度濃くする。これは本格的な作り方で2週間かけて作る。)

    2、乾燥かご(なければ大皿にざるをのせれば良い)の中に魚を入れて、乾燥させる。(時間は長いほど良い) 魚の表面が乾いてくる。5時間以上は乾かしたい。

    3、適当な燻製用鍋(ダンボール箱でも良い)に魚を入れて、市販の燻製用チップに火をつけて、燻製する。いきおい良く煙が出る。 チップの長さは7から8センチに切る。これで2時間くらいは燻製できる。 木屑のぱらぱらチップの場合は、火をつけた木炭の上にアルミ箔を引き、その上にチップを置く。

    4、時々場所を替えたり、引っくり返しながら、平均的に煙がかかる様にする。





    5、チップが燃え尽きたら完成。見事な燻製色になった。 100円の安い冷凍干物が絶品の高級燻製品に様変わり。 熱が加わっていないようだったら、食べるときオーブンに入れて、少し熱を入れれば、より安全です。




     6月21日:サッカー

     日産スタジアムでマリノス、レッズ戦を観戦。

     雨模様と都筑区で新型インフルエンザ感染者が発生したことの心配もあり、初枝は外出を控え、私だけで出かけた。 混雑している席は苦手なので、ホームエンドラインからちょっとオフセットした2階座席を確保。 屋根があり雨は大丈夫。 比較的すいている場所です。

     横浜は、三菱自動車の工場もあるので、ビジター側の雨の当たらない場所は、ほぼ満席。 真っ赤なレッズサポーターたちも大騒ぎしています。

     この日は、しばらくW-CUP予選のため、お休みしていたJリーグが再開したことと、中村俊輔が出場する可能性もあるということで、話題の一戦でした。

     大方の予想に反して、マリノスが後半2得点。 私が見ている側での2つの迫力満点のシュートが見れました。 やっぱりスタジアム観戦は楽しいです。

     サポーターという言葉はあまり好きではありません。 スポーツを楽しみたい。 勝敗はその結果だと思うのです。 もちろん、すごく弱くては見る気もしないけどね。
     たとえ、ビジターチームでも、ファインプレーをしたら拍手やスタンディングオーベーション。 野球でも同じ。 そんな欧米のスポーツ観戦は、ひとつの文化ですね。