7月11日:釧路:
今日は釧路初日。
ここのところ、25℃を超えている日があるとこのこと。
釧路の人は25℃を超えると、死ぬほど暑いと言う。
なぜ、釧路が涼しいのか。
釧路の海は寒流が流れています。
だから南風でも涼しい。
そして釧路湿原があるから南風が通ります。
霧が発生します。
この写真は、今日11日の夕方。
霧が出ています。
だから太陽光を遮ります。
北海道の中でもとびきり涼しいのはそのため。
釧路の街は、30℃を超えることがほぼ皆無。
7月12日:北海道メロンソフト:
これがセイコーマート(セイコマ)の北海道メロンソフト。
知っている人も知らない人も一度は召し上がれ。
12日は道東に高温注意報。
釧路阿寒地方に33℃の予想。
でも、釧路の街は、日差しがきつくても何と22℃。
日陰では風が吹くと寒いほど。
凄いね、釧路。
7月13日:和商市場:
いつものお姉さんのお店です。
今回はちょっと宣伝しちゃう。
石山商店です。
ホタテ、煮つぶ、ボタン海老を適当に盛り合わせてもらいました。
これ価格は・・・ 何と1080円です。
めちゃくちゃ美味しい。
そして、イバラガニ。
これは、社長からのサービスだって。
凄いでしょ。
もう嬉しくなっちゃうよね。
ご馳走様でした。
7月13日:和商市場:
すごいでしょ。
嬉しくなっちゃうよね。
ただ観光客には、ちょっと食べにくい。
石山商店です。
7月14日:釧路・春採湖ネイチャーセンター:
今日14日も良い天気だ。
快晴でまぶしい。
でも、昼間は24℃。
さすが釧路の涼しさだね。
街中にある春採湖。
自然がいっぱいの釧路です。
春採湖ネイチャーセンターは、ネイチャーガイドさんがいます。
色んな事を教えてくれる。
勉強もできるし、憩いの場でもあります。
コーヒーも美味しいよ。
7月15日:釧路湿原・復元河川の環境:
今日は釧路市の北、標茶で復元河川の状況を観察して来ました。
その昔、田畑を作る為に直線化させた釧路川。
しかし今再び蛇行をさせるためにさまざまな実験をしています。
昨年の台風で木々が倒れています。
NHKテレビが取材しています。
7年間の川の進化を専門家と共に検証して発表します。
一年ぶりで懐かしい人達と出会い楽しかった。
でも、釧路市とは違い暑かった。
30℃を超える中で、草むらに入ったりで長靴長袖の防虫対策。
大汗をかいて疲れました。
湿度が低い分、日陰では楽でしたが。
7月15日:釧路湿原・復元河川の環境調査:
毎年、様々な環境調査に参加します。
仲良くなった人たちがたくさんいます。
皆さん、私たちのことを
「そろそろ釧路にくるころ」
と、思っていたとか。
嬉しいね。
7月16日:ざんぎ:
唐揚げではない。
ざんぎと言う。
非常にさっぱりしていて味がしっかりしている。
釧路の人はチキンを食べる機会が多いのかな。
お店によっては唐揚げとざんぎの両方を販売している。
もちろんあのケンタのおじさんもいる。
ローストも焼き鳥もある。
私はざんぎが好きです。
イベントにざんぎがつきもの。
ざんぎがない釧路なんて・・・
7月17日:釧路の名所:
釧路で一番の名所
幣舞橋(ぬさまいばし)
フィッシャーマンズワーフMOO
ホテル・ラビスタ釧路川
その昔はマグロ漁船で何重にも漁船が停泊していたとか。
幣舞橋の移り変わりが釧路の歴史だそうです。
ただ、ここはあくまでも観光のエリア。
ここだけで釧路を知っているとは言わないでほしい。
まあ、東京タワーみたいな場所です。
ちなみに、私はこのホテルに宿泊しています。
今日17日は、東京は猛暑日だとか。
釧路のこの場所は、正午の時点で21℃でした。
7月18日:無量寿:
釧路のお蕎麦屋さんのオリジナル「無量寿」。
釧路では、みんなが知っているお蕎麦です。
特徴はごま油と長芋おろし。
卵黄とつゆをからめて。ネギと海苔の香りもいい。
実に美味しい食べ方だね。
いくらでもお蕎麦を食べられる。
簡単に作ることができます。
ご馳走様でした。
今日は関東では雹が降ったエリアがあったとか。
ここ釧路は昼前に外出したら寒い寒い。
何も考えず半袖で出ちゃいました。
なんと14℃だぜ。
みんなコートとか着ている。
まいりました。
7月19日:釧路フィッシャーマンズワーフMoo:
観光の中心です。
おみやげ屋さんが多いです。
建物がすごい。
釧路の有名な建築家のデザインです。
7月20日:鮭番屋:
釧路名物の鮭番屋。
釧路で言う「炉端」です。
炭火で魚を焼きます。
このお店は、全部お店の人がやってくれる。
もちろん、そのあとは自分でもっと焼くこともできる。
この縞ホッケはすごく脂がのっていた。
もうこの一枚だけで十分だったね。
熱々で食べる魚は最高です。
ご馳走様でした。
7月21日:お寿司:
釧路に滞在して10日間。
すでにお寿司屋さんには4回も。
でも、本当に美味しくて笑ってしまう程のものに出会っていない。
ちょっと、贅沢になっているのか。
最初に食べた生イワシが美味しかったけれど。
撮影するのを忘れた。
7月22日:ハウスメーカー見学会:
今日はなんと白老までバス見学会。
北海道を横断して高速道路片道4時間。
北海道は広い。
ハウスメーカーの工場見学。
木材の加工工場です。
凄いね。今の木造建築は。
朝食と白老牛のランチ付き。お土産付き。
釧路でお友達になった人達と一緒です。
一日、楽しみました。
そして勉強になりました。
7月23日:釧路・国史跡探訪:
今日は今にも降り出しそうな曇り空。寒くはないが長袖が必要。
釧路では傘が必要な雨は非常に少ない。
博物館主催のバスで行く国史跡探訪ツアーに参加した。
北海道特有の擦文文化の史跡だ。
七世紀から十三世紀位のもの。
竪穴式住居と続縄文土器文化。
本土の文化からはだいぶ遅れているけれど、かなり伝わっていることも事実だという。
歴史からいうと擦文の後にアイヌ文化が続くそうだ。
朝から夕方まで楽しませてもらった。
最後に北斗遺跡の竪穴の中に入った。
真中の囲炉裏に置いたLEDのランタンがなんとも面白い。
7月23日:釧路・国史跡探訪:
チャシという丘上の大地。
アイヌ語で囲いという意味。
これは、擦文時代に戦争に使われたものらしい。
見透しがいい。当時は釧路全体が見えたね。
こういう場所が国史跡として指定されている。
釧路の街中にあります。
7月23日:釧路・国史跡探訪:
擦文文化を調査するとキビが出てくるという。
もちろん、貝や鮭を食料としていたが穀類も食べていた。
人類はやっぱり雑食性。
それで、学芸員の人が当時のキビのお粥を再現。
かなり美味しかった。
淡泊です。
これに醤油とかがあるといい。
私は、パルメジャーノを入れたい。
ハハハッツ・・・
7月23日:釧路湿原・北斗遺跡:
釧路湿原、北斗遺跡にマーガレットのお花畑がありました。
我が家のマーガレットは、強い匂いだったけれど、これはそんなことはなかった。
北海道で自生するこの植物はフランス菊という名前だそうです。
7月25日:釧路港市場・釧ちゃん食堂:
以前からあった場所に新たにできたお店のようだ。
しかし、味はすごく良くなった。
この新鮮なイワシのお刺身。
今が最高の旬です。
トロトロ、旨い!!!!!
このツボ鯛がまたいいね。
もう朝食は、ここで決まりだ。
ご馳走様でした。
7月26日:鶴居村・釧路湿原再生活動:
今日は治水課主催の釧路湿原再生活動に参加した。
最初は、外来植物の駆除作業。
天気がいいね。
雲が大きい。
空はもっと大きい。
釧路湿原の真ん中に入ります。
外来植物はオオアワダチソウです。
根から引っこ抜きます。
人海戦術は、人が多ければ多いほどいいね。
楽しい作業でした。
7月26日:釧路湿原再生活動:
再生活動の2番目は、ヨシの苗木を再生湿原に植樹する。
毎年、その範囲を拡大していく。
数年前に植樹したヨシは、少しづつ育っている。
この活動はとても長い年月がかかります。
人間が経済活動のために、湿原を田畑に替えてしまう。
その愚かさを元に戻す活動です。
7月26日:釧路湿原再生活動:
最後の調査はハンノキ。
湿原が乾いてきて、生活排水によって栄養が豊富になると
ハンノキが育つ。
つまり、湿原の減少とハンノキは反比例。
毎年、同じハンノキの大きさと健康度の調査をする。
調査のやり方はとても興味深い。
最後は年齢チェック。
スェーデン製のドリルで小さな穴をあけて年輪を数える。
面白いよ。
7月26日:釧路湿原再生活動:
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これが湿原です。とても柔らかい泥炭層。
体重をかけると沈む。実はとても危険なところなのです。
ここは、調査場所なので安全なエリア。
それでも、足が抜けなくなることもあります。
エリアの外側では、腰まで沈んでしまうこともあって、単独では脱出できません。
7月27日:釧路みなと祭り・踊り練習会:
みなと祭りのパレードで踊るために練習会に参加。
3曲のみなと踊りを音楽に合わせて練習する。
先生は花柳流の2代目。
こんな凄い先生に教えてもらいます。
毎年、お世話になります。
でも、とても仲良くさせてもらっています。
いいね、楽しい練習会です。
7月28日:春採湖ネイチャーセンター:
久しぶりに以前のネイチャーガイドさんに会えた。
2年ぶりに会えたシーズンステイの人も元気だ。
皆さんのこの笑顔が素敵でしょ。
春採湖ネイチャーセンターに笑顔が集まります。
今日の釧路は雨。
釧路に来てから初めて傘を使った。
こんな日に今夜、霧フェスがスタートする。
7月29日:釧路・霧フェス:
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昨日は釧路滞在以来、初めての雨。
霧フェスのスタートは雨で、楽しみにしていた福原美穂さんのコンサートを聴きに行けなかった。
今晩は霧で遅くなって晴れてきた。
霧フェスの霧レーザーショーが綺麗だったよ。
7月29日:釧路・霧フェス:
今晩は人出が多いです。
ライブは3人だったけれど、熱田ゆかさんが良かった。
岸壁が広いからお祭りの時は、雰囲気がいいね。
釧路の夜は寒いよ。
楽しいよ。
綺麗だよ。
7月30日:バスで巡る飯島一雄コレクション:
今日は、釧路市立博物館主催の飯島一雄コレクションに参加した。
飯島一雄さんはすごい昆虫学者だった。
釧路湿原を研究し湿原を救い湿原の中で暮らした。
その業績から叙勲されてもいる。
飯島一雄さんの自宅付近の森や池を探索。
幼いときにやった虫タモを振り回して昆虫を捕まえる。
ルリボシヤンマ、
キバネモリトンボ、
カラスアゲハ、
などが捕獲された。
7月30日:コッタロ展望台:
コッタロ展望台から釧路湿原を臨む。
目の良い人が言う。
タンチョウと鹿がいる。
たぶんこういう景色を見ていると視力2.0になるのかな。
もっと目の良い人がいるのかも。
望遠でみると、確かにタンチョウと鹿がいるようだ。
釧路にいると普通にタンチョウや鹿を見ることができます。
国道を走っているだけでかなり頻繁に、もっと確実に見ることができます。
釧路滞在以来、タンチョウはもう4回も見たよ。
7月30日:釧路夜景:
先日、昼間に撮影した場所。
幣舞橋からMooと宿泊しているホテルを臨む。
綺麗でしょ。
素敵でしょ。
寒いくらい涼しいよ。
7月30日:感謝:
シーズンステイをすること。
何といっても地元の人々と楽しく過ごせること。
幸せを感じる瞬間です。
いただき物がたくさん。
写真は、花柳流2代目から。
スポーツクラブのエアロビ仲間お二人からのトマト。
バスツアーでご一緒した人からイタドリが入ったクッキー。
(イタドリといっても鳥ではありません)
有難うございます。
感謝、感謝。
7月31日:釧路湿原:
広大な台地、釧路湿原。
空が遠い。雲が美味しそうだ。
でも、この写真は湿原とはちょっと違う。
土砂が集まり乾き始めています。
少しづつ湿原を取り戻す活動は時間がかかります。
そんな活動をドローンで撮影。
今のドローンは墜落することはありません。
そのくらい技術が進んでいます。
でも、日本の技術は遅れています。
7月31日:釧路湿原国立公園30周年記念講演とシンポジウム:
記念講演とシンポジウムがANAホテルで行われた。
260名の参加だったとのこと。
とても興味深い内容だった。
釧路湿原が私たちにくれた文化だとも言える。
数十年前は不毛の大地。
それが地元の人々による研究活動による論理的な分析調査。
その成果でラムサール条約、そして国立公園指定。
これが釧路の文化だとも言える。
国際的な文化交流も盛んです。
東京など都会からの人々と文化が自然に入りました。
この講演とシンポジウムにこれだけの人々が参加する。
それだけでも素晴らしい文化が根付いています。