2017年7月上旬から





  さんふらわー

  大洗から苫小牧までのフェリーです。
 快晴の航海。
 太平洋ですね。
 沿岸に近いけれど・・・
 猛烈な風が吹いている。

  7月8日から北海道に来ています。
 ところが、内陸部は猛暑だと・・・
 帯広は40℃か???
 今晩は、室蘭に来ています。
 室蘭は27℃。これじゃ大洗と同じじゃん。  






   2017年7月。

   横浜は梅雨でも、とても暑い。
  蒸し暑くて、眠れない。
  私は、暑さと湿度がだめ。
  勘弁してくれ・・・
   ということで、逃げ出します。
  脱出先は、いつものように釧路だ。
  お友達もたくさんできました。
  オアシスの仲間としばしお別れするのは辛いけれど。  
  涼しくなったら、またお願いします。

   Facebookにも投稿しています。   
  実名で検索して下さい。
  宜しくお願いします。        



作成日 2017年月7月
Produced by Masaharu Kawamura (川村正春、初枝)
  
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  •      2017年7月から。   

     


    7月9日:室蘭イタンキ浜鳴り砂を守る会の海岸清掃:

     室蘭もちょっと暑いけれど湿度がないので風が爽やか。
    毎月定例の海岸清掃。
    私たちは年に一度だけ参加します。
    この日は80人も集まりました。
    皆でお掃除頑張ります。
     


    7月9日:室蘭イタンキ浜:

     海岸にはハマナスの花が咲いている。 日差しの輝きの中で、花たちが賑やかにお話しています。 気持ちがいい。 素敵な海に感謝。




    7月9日:室蘭イタンキ浜とトッカリショ:

     広くて美しい海岸です。 鳴り砂はゴミがあると鳴きません。 だから皆で海岸清掃をします。
    向こう側からみると奇岩トッカリショの先にイタンキ浜があります。 室蘭にもこんなに美しい海があるのです。




    7月9日:イタンキ浜でお弁当:

     海岸清掃が終わると、親しい会員さん達とお弁当を広げます。
    私たちはいつもご馳走になってしまいます。
    今回は私たちが来るので、気合を入れてお弁当を用意したって、会長さんが言っていました。
    嬉しいね。
    皆、とても親切で良くしてくれます。
    有難うございます。
     


    7月9日:地球岬:

     室蘭で一番有名な場所、地球岬。
    ぐるっと海に囲まれている。
    お正月にテレビカメラがきて初日の出を映します。
    ここから見ると、地球が丸いと実感できるといいます。
    水平線が丸く見える。
    というのは嘘ですね。
    計算すると、水平線が丸く見えることはないそうです。
    この写真の水平線が丸いのは、レンズの効果です。
     


    7月9日:ディナー:

     鳴り砂を守る会の人達がディナーに招待してくれました。
    毎年、室蘭の夜を楽しませてくれます。
    もう10年以上のお付き合いをさせてもらっています。
    本当に有難うございます。
     



        釧路シーズンステイ

     初日の今日、早速、市役所に行ってご挨拶。毎年、お世話になっています。 
     私のHPをみて問い合わせて来る人も多いとか。
     そして、スポーツクラブに入会。受付の人も覚えていてくれた。
     そしてエアロビのレッスン。
     インストラクターもメンバーも覚えていてくれた。良かった良かった。
     ホテルもスポーツクラブも温泉だから、1日3回は温泉です。



    7月11日:釧路:

     今日は釧路初日。
    ここのところ、25℃を超えている日があるとこのこと。
    釧路の人は25℃を超えると、死ぬほど暑いと言う。
    なぜ、釧路が涼しいのか。
    釧路の海は寒流が流れています。
    だから南風でも涼しい。
    そして釧路湿原があるから南風が通ります。
    霧が発生します。
    この写真は、今日11日の夕方。
    霧が出ています。
    だから太陽光を遮ります。
    北海道の中でもとびきり涼しいのはそのため。
    釧路の街は、30℃を超えることがほぼ皆無。
     


    7月12日:北海道メロンソフト:

     これがセイコーマート(セイコマ)の北海道メロンソフト。
    知っている人も知らない人も一度は召し上がれ。
    12日は道東に高温注意報。
    釧路阿寒地方に33℃の予想。
    でも、釧路の街は、日差しがきつくても何と22℃。
    日陰では風が吹くと寒いほど。
    凄いね、釧路。
     


    7月13日:和商市場:

     いつものお姉さんのお店です。 今回はちょっと宣伝しちゃう。 石山商店です。
    ホタテ、煮つぶ、ボタン海老を適当に盛り合わせてもらいました。 これ価格は・・・   何と1080円です。
    めちゃくちゃ美味しい。 そして、イバラガニ。 これは、社長からのサービスだって。
    凄いでしょ。 もう嬉しくなっちゃうよね。 ご馳走様でした。




    7月13日:和商市場:

     すごいでしょ。 嬉しくなっちゃうよね。 ただ観光客には、ちょっと食べにくい。 石山商店です。




    7月14日:釧路・春採湖ネイチャーセンター:

     今日14日も良い天気だ。
    快晴でまぶしい。 でも、昼間は24℃。
    さすが釧路の涼しさだね。
     街中にある春採湖。 自然がいっぱいの釧路です。
    春採湖ネイチャーセンターは、ネイチャーガイドさんがいます。
    色んな事を教えてくれる。 勉強もできるし、憩いの場でもあります。
    コーヒーも美味しいよ。
     


    7月15日:釧路湿原・復元河川の環境:

     今日は釧路市の北、標茶で復元河川の状況を観察して来ました。
    その昔、田畑を作る為に直線化させた釧路川。 しかし今再び蛇行をさせるためにさまざまな実験をしています。 昨年の台風で木々が倒れています。 NHKテレビが取材しています。
    7年間の川の進化を専門家と共に検証して発表します。 一年ぶりで懐かしい人達と出会い楽しかった。 でも、釧路市とは違い暑かった。
    30℃を超える中で、草むらに入ったりで長靴長袖の防虫対策。 大汗をかいて疲れました。 湿度が低い分、日陰では楽でしたが。




    7月15日:釧路湿原・復元河川の環境調査:

     毎年、様々な環境調査に参加します。
    仲良くなった人たちがたくさんいます。 皆さん、私たちのことを 「そろそろ釧路にくるころ」 と、思っていたとか。 嬉しいね。




    7月16日:ざんぎ:

     唐揚げではない。
    ざんぎと言う。
    非常にさっぱりしていて味がしっかりしている。
    釧路の人はチキンを食べる機会が多いのかな。
    お店によっては唐揚げとざんぎの両方を販売している。
    もちろんあのケンタのおじさんもいる。
    ローストも焼き鳥もある。
    私はざんぎが好きです。
    イベントにざんぎがつきもの。
    ざんぎがない釧路なんて・・・
     


    7月17日:釧路の名所:

     釧路で一番の名所
    幣舞橋(ぬさまいばし)
    フィッシャーマンズワーフMOO
    ホテル・ラビスタ釧路川
    その昔はマグロ漁船で何重にも漁船が停泊していたとか。
    幣舞橋の移り変わりが釧路の歴史だそうです。
    ただ、ここはあくまでも観光のエリア。
    ここだけで釧路を知っているとは言わないでほしい。
    まあ、東京タワーみたいな場所です。
    ちなみに、私はこのホテルに宿泊しています。
    今日17日は、東京は猛暑日だとか。
    釧路のこの場所は、正午の時点で21℃でした。
     


    7月18日:無量寿:

     釧路のお蕎麦屋さんのオリジナル「無量寿」。
    釧路では、みんなが知っているお蕎麦です。
    特徴はごま油と長芋おろし。 卵黄とつゆをからめて。ネギと海苔の香りもいい。
    実に美味しい食べ方だね。 いくらでもお蕎麦を食べられる。
    簡単に作ることができます。 ご馳走様でした。
     今日は関東では雹が降ったエリアがあったとか。
    ここ釧路は昼前に外出したら寒い寒い。
    何も考えず半袖で出ちゃいました。 なんと14℃だぜ。
    みんなコートとか着ている。 まいりました。
     


    7月19日:釧路フィッシャーマンズワーフMoo:

     観光の中心です。
    おみやげ屋さんが多いです。
    建物がすごい。
    釧路の有名な建築家のデザインです。
     


    7月20日:鮭番屋:

     釧路名物の鮭番屋。 釧路で言う「炉端」です。 炭火で魚を焼きます。
    このお店は、全部お店の人がやってくれる。 もちろん、そのあとは自分でもっと焼くこともできる。
    この縞ホッケはすごく脂がのっていた。 もうこの一枚だけで十分だったね。 熱々で食べる魚は最高です。 ご馳走様でした。




    7月21日:お寿司:

     釧路に滞在して10日間。 すでにお寿司屋さんには4回も。
    でも、本当に美味しくて笑ってしまう程のものに出会っていない。 ちょっと、贅沢になっているのか。
    最初に食べた生イワシが美味しかったけれど。 撮影するのを忘れた。




    7月22日:ハウスメーカー見学会:

     今日はなんと白老までバス見学会。 北海道を横断して高速道路片道4時間。 北海道は広い。
    ハウスメーカーの工場見学。 木材の加工工場です。 凄いね。今の木造建築は。
    朝食と白老牛のランチ付き。お土産付き。 釧路でお友達になった人達と一緒です。 一日、楽しみました。 そして勉強になりました。




    7月23日:釧路・国史跡探訪:

     今日は今にも降り出しそうな曇り空。寒くはないが長袖が必要。 釧路では傘が必要な雨は非常に少ない。
    博物館主催のバスで行く国史跡探訪ツアーに参加した。 北海道特有の擦文文化の史跡だ。 七世紀から十三世紀位のもの。 竪穴式住居と続縄文土器文化。
    本土の文化からはだいぶ遅れているけれど、かなり伝わっていることも事実だという。 歴史からいうと擦文の後にアイヌ文化が続くそうだ。
    朝から夕方まで楽しませてもらった。 最後に北斗遺跡の竪穴の中に入った。 真中の囲炉裏に置いたLEDのランタンがなんとも面白い。




    7月23日:釧路・国史跡探訪:

     チャシという丘上の大地。 アイヌ語で囲いという意味。 これは、擦文時代に戦争に使われたものらしい。
    見透しがいい。当時は釧路全体が見えたね。 こういう場所が国史跡として指定されている。 釧路の街中にあります。




    7月23日:釧路・国史跡探訪:

     擦文文化を調査するとキビが出てくるという。
    もちろん、貝や鮭を食料としていたが穀類も食べていた。
    人類はやっぱり雑食性。
    それで、学芸員の人が当時のキビのお粥を再現。
    かなり美味しかった。 淡泊です。
    これに醤油とかがあるといい。
    私は、パルメジャーノを入れたい。
    ハハハッツ・・・
     


    7月23日:釧路湿原・北斗遺跡:

     釧路湿原、北斗遺跡にマーガレットのお花畑がありました。
    我が家のマーガレットは、強い匂いだったけれど、これはそんなことはなかった。

     北海道で自生するこの植物はフランス菊という名前だそうです。
     


    7月25日:釧路港市場・釧ちゃん食堂:

     以前からあった場所に新たにできたお店のようだ。 しかし、味はすごく良くなった。
    この新鮮なイワシのお刺身。 今が最高の旬です。 トロトロ、旨い!!!!!
     このツボ鯛がまたいいね。 もう朝食は、ここで決まりだ。 ご馳走様でした。




    7月26日:鶴居村・釧路湿原再生活動:

     今日は治水課主催の釧路湿原再生活動に参加した。 最初は、外来植物の駆除作業。
    天気がいいね。 雲が大きい。 空はもっと大きい。 釧路湿原の真ん中に入ります。
    外来植物はオオアワダチソウです。 根から引っこ抜きます。 人海戦術は、人が多ければ多いほどいいね。 楽しい作業でした。




    7月26日:釧路湿原再生活動:

     再生活動の2番目は、ヨシの苗木を再生湿原に植樹する。
    毎年、その範囲を拡大していく。 数年前に植樹したヨシは、少しづつ育っている。 この活動はとても長い年月がかかります。
    人間が経済活動のために、湿原を田畑に替えてしまう。 その愚かさを元に戻す活動です。




    7月26日:釧路湿原再生活動:

     最後の調査はハンノキ。
    湿原が乾いてきて、生活排水によって栄養が豊富になると ハンノキが育つ。
    つまり、湿原の減少とハンノキは反比例。 毎年、同じハンノキの大きさと健康度の調査をする。 調査のやり方はとても興味深い。
    最後は年齢チェック。 スェーデン製のドリルで小さな穴をあけて年輪を数える。 面白いよ。




     7月26日:釧路湿原再生活動:

      動画が見れない人は、ここをクリックして下さい。

      これが湿原です。とても柔らかい泥炭層。
     体重をかけると沈む。実はとても危険なところなのです。
     ここは、調査場所なので安全なエリア。
     それでも、足が抜けなくなることもあります。
     エリアの外側では、腰まで沈んでしまうこともあって、単独では脱出できません。
     


    7月27日:釧路みなと祭り・踊り練習会:

     みなと祭りのパレードで踊るために練習会に参加。 3曲のみなと踊りを音楽に合わせて練習する。
    先生は花柳流の2代目。 こんな凄い先生に教えてもらいます。
    毎年、お世話になります。 でも、とても仲良くさせてもらっています。 いいね、楽しい練習会です。




    7月28日:春採湖ネイチャーセンター:

     久しぶりに以前のネイチャーガイドさんに会えた。
    2年ぶりに会えたシーズンステイの人も元気だ。
    皆さんのこの笑顔が素敵でしょ。
    春採湖ネイチャーセンターに笑顔が集まります。

     今日の釧路は雨。
    釧路に来てから初めて傘を使った。
    こんな日に今夜、霧フェスがスタートする。
     


      7月29日:釧路・霧フェス:

      動画が見れない人は、ここをクリックして下さい。

      昨日は釧路滞在以来、初めての雨。
     霧フェスのスタートは雨で、楽しみにしていた福原美穂さんのコンサートを聴きに行けなかった。

      今晩は霧で遅くなって晴れてきた。
     霧フェスの霧レーザーショーが綺麗だったよ。
     


    7月29日:釧路・霧フェス:

     今晩は人出が多いです。 ライブは3人だったけれど、熱田ゆかさんが良かった。
    岸壁が広いからお祭りの時は、雰囲気がいいね。 釧路の夜は寒いよ。 楽しいよ。 綺麗だよ。




    7月30日:バスで巡る飯島一雄コレクション:

     今日は、釧路市立博物館主催の飯島一雄コレクションに参加した。
    飯島一雄さんはすごい昆虫学者だった。 釧路湿原を研究し湿原を救い湿原の中で暮らした。 その業績から叙勲されてもいる。
    飯島一雄さんの自宅付近の森や池を探索。 幼いときにやった虫タモを振り回して昆虫を捕まえる。
    ルリボシヤンマ、 キバネモリトンボ、 カラスアゲハ、 などが捕獲された。




    7月30日:コッタロ展望台:

     コッタロ展望台から釧路湿原を臨む。 目の良い人が言う。 タンチョウと鹿がいる。
    たぶんこういう景色を見ていると視力2.0になるのかな。 もっと目の良い人がいるのかも。 望遠でみると、確かにタンチョウと鹿がいるようだ。
     釧路にいると普通にタンチョウや鹿を見ることができます。 国道を走っているだけでかなり頻繁に、もっと確実に見ることができます。 釧路滞在以来、タンチョウはもう4回も見たよ。




    7月30日:釧路夜景:

     先日、昼間に撮影した場所。
    幣舞橋からMooと宿泊しているホテルを臨む。
    綺麗でしょ。
    素敵でしょ。
    寒いくらい涼しいよ。
     


    7月30日:感謝:

     シーズンステイをすること。 何といっても地元の人々と楽しく過ごせること。 幸せを感じる瞬間です。
    いただき物がたくさん。 写真は、花柳流2代目から。 スポーツクラブのエアロビ仲間お二人からのトマト。 バスツアーでご一緒した人からイタドリが入ったクッキー。 (イタドリといっても鳥ではありません)
    有難うございます。 感謝、感謝。




    7月31日:釧路湿原:

     広大な台地、釧路湿原。 空が遠い。雲が美味しそうだ。
    でも、この写真は湿原とはちょっと違う。 土砂が集まり乾き始めています。 少しづつ湿原を取り戻す活動は時間がかかります。
    そんな活動をドローンで撮影。 今のドローンは墜落することはありません。 そのくらい技術が進んでいます。 でも、日本の技術は遅れています。




    7月31日:釧路湿原国立公園30周年記念講演とシンポジウム:

     記念講演とシンポジウムがANAホテルで行われた。 260名の参加だったとのこと。 とても興味深い内容だった。
    釧路湿原が私たちにくれた文化だとも言える。 数十年前は不毛の大地。 それが地元の人々による研究活動による論理的な分析調査。
    その成果でラムサール条約、そして国立公園指定。 これが釧路の文化だとも言える。 国際的な文化交流も盛んです。 東京など都会からの人々と文化が自然に入りました。
    この講演とシンポジウムにこれだけの人々が参加する。 それだけでも素晴らしい文化が根付いています。





      日本列島改造の時代には、当然のことながら釧路湿原が狙われた。
     釧路の人々は、経済を優先させようと考える人と、
     自然をそのままにして、動植物を守ろうと考える人達がいた。
     それぞれの立場の人たちがシンポジウムに参加して議論を重ねた。
     その中で、当時の博物館の館長さんがこういう提案をしたという。
     自然を守ることは大事だが、それのみでは皆が納得しない。 
     釧路湿原の貴重な自然を自分達が利用することを考える必要がある。
     世界で評価される自然は、必ずや観光などによって経済効果をもたらす。
     目先の経済のための自然破壊よりは、自然を守ることを選びたいと。
     この意見に多数が賛成して釧路湿原の自然は守られたということです。
     更に、自然を守る、自然を再生するにしても、
     どうせやるなら、皆で楽しみながらやることを考えようと。








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