charcha HP 2005年前半の写真です

(退職後、すぐにイギリス旅行をしました)

  • 前年のHPへ
  • 次年のHPへ
  • 表紙のHPへ
  • 作成日 2005年8月
    Produced by Masaharu Kawamura



    2005年8月ほぼ10年ぶりに能登半島の狼煙に行きました(会社の夏休みが短くなった為、行けなくなっていた。)32年間続けて狼煙に行かれているドクター堀尾ご夫妻に、再びお会いできて、とても楽しい休暇を、ご一緒する事ができました。有難うございました。いつもながら山と海を楽しむため、最初に木島平で山歩きをしました。途中苗場で見たロックフェスティバルは、ちょっと異常な光景でした。なぜ静かな山々に都会の喧騒を持ち込むのでしょうか。一方、小一時間歩かなければならないカヤの平は、ほとんど人はいませんでした。これが、日本のレジャーの状況なのですね。まして、はるか能登半島の先端の狼煙になんかに来る人は変人かもしれない。でもサザエは取り放題。大きな魚も沢山いるのにね。ちなみに魚をモリで突くのは、かなり大変です。サザエは初心者でも、潜ることができればOK。最後の日は退職したばかりの徳田夫妻と新らしい方々を入れて、8人になりました。今後ともよろしくお願いします。





    イギリス旅行をしました


    6月から7月にかけてイギリスに行ってきました。実は、その前まで、あまり興味もなくエジンバラや湖水地方がどこにあるのかも知らない状態。
    でも、友人たちから、イギリスは本当に美しい町や自然が沢山あって、6月から7月が一番良いと聞いて、衝動的に行く事を決めました。
    また、今年で切れてしまうマイレージがあって、かみさんには最初で最後のビジネスクラスを予約。これが2週間前。それからが大変。赤坂の英国観光局に行って、情報を仕入れ、図書館で本を読みあさり・・・
    半月間の予定でレンタカーを借りて、有名なところやパンフレットで紹介されているきれいなところは、みんな回ってしまおうという超欲張り旅行。結局、トータル3300マイル(5300Km)を走破しました。
    ヒースローを出発して西周りでブリテン島の最北まで。それから南下してドーバー、最後にロンドンの中心をドライブして再びヒースローに戻る旅。
    7/6にロンドンを走りました。以前出張の時行った、ビッグベンやピカデリーサーカスを、どうしても自分で運転したくて。まさか20時間後にテロがあるとは夢にも思わず。エッジウェアでは、正にその場にもいました。危なかったです。エジンバラで、大規模なデモを見たので、政治的な不安が高まっていたのは感じていたのですが。
    なにも知らなかったイギリス。でも今は、ちょっと英国通か?




    この地図は旅行ルートと宿泊地です。

    Winchester(ストーンヘンジなど世界遺産に近い)
    Plymouth(コーンウォール半島最大の港、メイフラワー号の出港地)
    Cotswolds(ウィリアムモリスが愛した屈指の美しさを誇るカントリーサイド)
    Wales(日本ツアーは、ほとんど行かない秘境)
    Haworth(嵐が丘、ジェーンエアの作者ブロンテ姉妹が育った村、イングランドらしい広大な自然)
    キΝWindermere(ピーターラビットの作者ビアトリクス・ポタ−が愛した湖水地方)
    Glasgow(スコットランドへの入口、ここより北は景色が変わる)
    Inverness(ネス湖の玄関。ノースエンドは想像以上の迫力。夏でも寒い)
    Edinburgh(スコットランドの首都。その美しさは、時を忘れる。世界遺産)
    Rugby(帰路の中継地。途中のハドリアヌスの城壁は世界遺産:英国版万里の長城、)
    Folkestone(白亜のセブンシスターズ、ドーバーのホワイトクリフは迫力満点)






    Winchester
    ヒースローでロードマップを買い、レンタカーを借りる。いろいろあって時間を使ったが、時差の眠たい目をこすりながら、ちょっと緊張してハイウェイを100Km南下して最初の宿泊地Winchesterに到着する。

    世界遺産のストーンヘンジ

    (6月23日晴れ)朝早くて、ストーンヘンジはオープンしていないため、フェンスの外から見学。でも中に入っても、近くに行けないので、それほど変わらない。ちなみにフェンスの中は1000円以上の入場料がかかる。ナショナルトラスト管理のものは寄付金も含まれるため、ほとんどの入場料は一人1000円以上

    Aveburyのストーンサークル

    ここはフットパスで近くまで行ける。巨大な石をどうやって運んできたのか。紀元前3000年、200Kmを運んだ。Avebury周辺には、ストーンサークルが点在している。この場所も世界遺産。なんと現在の交差点の中心としてサークルが出来ている。それぞれの遺跡はフットパスでつながっている。

    Bathのロイヤルクレッセント

    1700年代後半、日本の江戸時代に建てられた。超広角でないと写らない程広い。でも近くで見ると汚くて、ちょっとがっかり。芝生の水着女性の方が気になる? バースの中心は人が多くて雑然としている。


    イギリスレンタカー事情
    ヒースローでレンタカーを借りる。日本で予約しておいたがが、いろいろなオプションを勧められる。断固として拒否。価格までごまかされそうだった。インボイスを印刷していたので、こちらが勝ち。ちなみにエアコン付きは、ほぼ倍の価格帯になる。マニュアルミッション、エアコンなしで2週間300ポンド以下はイギリスでは非常に安い。(ハーツレンタカー) 何でも向こうの言いなりになると、とんでもない金額になる。北米での低価格とは異なる。フル・インシュアランスは、非常に高額。もともと、基本料金に日本で言う対人対物は含まれている。それに、車両と搭乗者をつければ十分ではないのか。もちろん保険だから十分すぎても無駄ではないという考え方もあるが。話は変わるが、カナダのレストランで日本人の若者達が、もともとチップが15%含まれている請求書に更に、20%のチップを置いておく光景を目にした。なんと38%のチップ換算になる。これは、ひとつの例だが、お金だけは持っていても無知であり、問題があっても何もいえない日本人がなんと多い事か。個人では、たった一回のことが、世界に出ると、それが日本人全体の印象として捉えられてしまう。旅行者はその自覚が必要。
    あ!バックギャが入らない
    レンタカー会社から颯爽と外に出たはいいが、どこを走っているのか分からない。うろうろしている内に工事現場に。守衛の人が「あなたは道に迷っているよ。」って言う。急いでギャをバックに! あれ。シフトレバーを押そうが引こうがバックに入らない。たまたま、そこがちょっと登り坂だったので、少しバックできてUターンができた。その後、いろいろやってみても、どうしてもバックギャに入らない。取説を見るも、良く分からない。しかたがない。まだ2Kmしか走っていないので、レンタカー会社に戻ろう。もしかして、壊れているのかも。戻って係員を捕まえて聞いてみる。お願い、やって見て。なんだ簡単だった。レバー下の蛇腹みたいなものを引っ張ってからシフトするだけ。皆さん知ってました? 係員は、とっても親切に教えてくれた。最初の失敗。でも楽しい失敗だった。 


    Plymouth
    コンウォール半島のダートムーア国立公園の自然とプリマスという歴史上いろいろな場面で舞台となった港を実感したくて、はるばる足を運んだ。

    ダートムーアの中にあるパブでアフタヌーンティー

    広大な荒野を意味するダートムーア。その自然の中でクリームティーを楽しむ。どうしても、この日はこれをテーマにしたかったのは、デボンシャー・クロテッドという独特な黄色いクリームを味わいたかったため。 で、どうだったかと言うと? 色はともかく、味の違いはそれ程感じない。でも、紅茶もスコーンもクロテッドもとても美味しかった。 

    ダートムーア国立公園

    人々は、この自然の中で椅子を出して、一日のんびり景色を眺めている。そんな光景が目立った。道には羊や馬が顔を出す。そんな、狭いB級国道をほとんどの車が時速60マイルですっ飛ばす。彼らはのんびりやかと思うとドライビングはとんでもない。その差がとても興味深い。

    プリマスの港

    夜の7時。まだディナーには早すぎる時間だが、シーフード・パブの前は、にぎやかだ。イギリスに着いて、まだ一日しか経っていないので、時差で空腹感がない。まして、かなりの長距離を高速運転。少しお疲れ気味。軽食をとり、さっさと寝ることにする。

    メイフラワー号出港記念碑

    1620年、メイフラワー号はここから出港した。迫害された清教徒は新大陸へと希望を持って渡った。その植民地をニュー・プリマスと名づけた。メイフラワー号の着岸した港の現在の名前は、アメリカ合衆国、マサチューセッツ州、プリマスである。もうひとつ、江戸時代初期でまだ鎖国になる前の1613年、初めて日本にイギリス船がやってきて通商条約を結んだ。この船もここ、プリマスから出港した。以上、歴史が大嫌いだった私も、そこまで知ると興味がわいて、プリマスを見たくなるのである。(教育とは、いかに興味を持たせるかという見本のようなものだ。)

    参照資料「1613年−イギリス東インド会社の船(船長ジョン・セーリス)がFirando港に到着した。日本を訪れた最初のイギリス人である。彼らは奉行の好意によって上京、Emperor(家康のこと)に英国王の親書と贈り物を差し出し、日英貿易の自由を認められた。平戸のセーリスは、敵意むき出しのポルトガル宣教師やオランダ東インド会社の妨害の中で、商館を設けたのち帰航の途につき、途中バンタム(ジャワ)に寄港して胡椒を積み込み、母港プリマスに帰港した。」

    プリマスのホー公園

    海沿いにとても美しいHoe公園とHoeの丘がある。宿泊していたB&Bから歩いて行ける。朝方は雨だったが、晴れ間が見え始めた。そこからの果てしない大西洋と先人達を想い、はるか水平線のかなたを見つめながら、400年前の歴史に心をあつくする。歴史の教師を見るのもいやだった歴史嫌いの私が。


    イギリスドライビング事情
    高速道路(M)やロンドンの周辺を運転した人は多いと思いますが、ローカルのA級、B級、あるいは地図の破線部の道(narrow)を運転した人はあまり多くないと思います。私がイギリスに来て最初に驚いたことは、それらローカルロードでの彼らの運転です。瞬間的に通り過ぎてしまう街中を除いて、ほとんどの車は時速60マイル以上(100Km)で走ってしまいます。ちょっと景色に見とれて50マイルくらいで走っているとあっという間に追い抜かれてしまいます。そのせいかスポーツカーの割合が多いのも特長でしょう。イギリスでは日本車はあまり見ませんが、なんと三菱FTOをかなり見ました(かみさんの車)。 私もその昔、PDを読みラリーに憧れ、テクを磨いた足わざ、手わざを思い出し、1250ccのレンタカーでコーナーを読み、外国にいる事も忘れ、がんばってしまいました。スポーツカーとか足回り云々をいうのは、こういう環境があってのことで、日本ではそんなもん、全く必要がないというのが、ここにきて本当に感じたことです。腕自慢の諸君、一度来てみなはれ。(なんで関西弁?)


    Cotswolds
    ウィリアムモリスが愛した屈指の美しさを誇るカントリーサイド。Cotswoldsの村は、それぞれが皆美しい。一応有名なところは巡ってみたが、どこがと言うのは難しい。行ったところは、CastleCombe,Bibury,ColnStAldwyns,BourtonOnTheWater,StowOnTheWold,Broadway,ChippingCampden,StratfordUponAvonなどである。とにかくどこも、いわゆるかわゆくて、美しい。

    CastleCombe(カッスル・クーム)

    小雨模様。でも、それがここには良く似合う。

    Bibury(バイブリー)

    ウィリアムモリスが英国でもっとも美しいと評した。でも本当に全ての英国の村と比較したかどうかは知らない。スワンホテルの前のカーン川は、なるほどと感じられる。カーン川はマスが入れ食いとのこと。だからマス料理が美味い。(注文してから釣るのではないと思うが。) おとぎ話に出てくる村といったところ。まるで絵本の世界というのは、こういう村に失礼である。村が先で絵本が後なのだから。

    Bourton On The Water(ボートン・オン・ザ・ウォータ)

    水のある風景は良いものだ。小さな橋が5つ架かっている。この村は人が多い。川沿いに、みやげ物屋やパブがあって、観光地化している。


    Wales
    日本のツアーは、ほとんど行かない。行っても最初のアイアン・ブリッジまでか。ここのテーマはスランゴレンの石作りの運河陸橋を上から見てみたかったから。

    Iron Bridge(世界遺産)

    ここはWalesではないが、Walesの州境に近い。1779年に作られた世界で初めての鉄橋である。まだ、技術がなく鉄の強さが生かされていない構造だ。単に材料を換えただけの設計。

    Llangollen(スランゴレン)

    Pontcysyllte Aqueduct(ポントキシフティ水道橋)
    ウェールズ語は、まず発音できません。ある本にはポントカサステとかいてありました。でも、本当の発音は多分両方違うでしょう。人に道を聞く時も、書いたものを見せないと分かりません。そんなことも今回初めて知りました。この橋は長さ330m、高さ36mあるそうです。こんなすばらしい場所も日本のトラベルガイドには、ほとんど紹介されていません。イギリスは、運河がいたるところにあり、ナローボートで旅をすることができるそうです。時間とお金が必要ですが、そんなゆったり旅は、もうひとつ別の風景を楽しむことができるのではないでしょうか。

    Pontcysyllte Aqueduct

    このなんとか水道橋を上から見た写真です。フットパスは、この橋につながりみんな楽しそうに歩いています。高所恐怖症の私は、最初はちょっと怖かったですが、その美しさは恐怖を負かし、陽気な人々と笑顔をかわしながら歩むことができました。この場所は、スペルをたよりにYahoo UKのマップで検索して、初めて来る事ができました。他のところもこの方法を使うと正確に場所をつかむことが出来ます。このYahoo UKのマップのズーム機能はすごいですよ。ヨーロッパ全体から住所のポイントまでズーミングがスムースに動きます。

    Snowdonia National Park

    スランゴレンから更にウェールズを西に進むとスノードン山を中心としたスノードニア国立公園に進むことができる。今までのイングランドの景色とは異なり、山々の厳しさが現れてくる。山を造る岩は、この島全体のそれと変わる訳ではないので老年期層の石灰岩は同じだ。この石を使って家や城を築く。次の写真の城もこの石を使った事が良く分かる。スノードニア国立公園の広大な風景はとても写真では表すことはできない。日本の場合は壮年期層。だからここと同じ景色を見つけることは難しい。ちょっと違うかもしれないが、美ヶ原や霧が峰が、それに近い。

    Caernarfon Castle(カナーヴォン城)

    ウェールズの北西部カナーヴォンまできました。この城は世界遺産です。イギリスの城は数え切れないほどあるが世界遺産のものは、あまりありません。イングランド皇太子はプリンス・オブ・ウェールズの称号を与えられる。これは、ウェールズ陥落後、ウェールズ人の心証を良くする為の行事だそうだ。歴代の皇太子は、わざわざこのカナーヴォン城にきて、この称号を授かるそうだ。もちろん、今のチャールズ皇太子の就任式もここで行われた。

    世界で2番目に長い駅名

    これは、ちょっとマニアックですね。特にここにくる予定もなくて、たまたまアングルシー島に渡る橋を通りたくてここまで来てしまった。何かの本でここの写真を覚えていたのですぐに分かりました。ここが世界で2番目に長い名前の駅であることが。本当に列車が止まっていました。日本と違い放送がないので、この駅名を言う必要がないでしょうが、チケットを買うときは、この名前を言うのでしょうかね。意味は忘れてしまいましたが、「ゴボゴボと泡立つ海に近い・・・場所」という感じ。最後の発音が似ているでしょう? ちなみに世界一の長い駅名はニュージーランドにあるそうです。 ウェールズは、時間の関係で、ほんの一部しか行けませんでしたが、まだまだ面白そうな場所は沢山あるようです。(その後の訂正:ここが世界一長い駅名だそうです。ニュージーランドのものは、地名だそうです。)

    イギリスの物価と今回の旅行費
    はっきりいって、物価は極めて高い。レギュラーガソリン:リッター180円、ただのハンバーガー:300円、サービスエリアのランチ:2000円等、全て日本の2倍から3倍位だと思った方が良い。ただ、高速道路が全て無料なので、車の場合は日本より安くすむ。今回借りたレンタカーは、燃費が良かったのでおお助かり。あれだけ乱暴に運転しても平均リッター16Km以上走った。公共交通を利用するより安くついたと思う。レンタカーと燃料で、合計12万円以下。宿は14日で14万以下に収めた。飛行機代は今回無料だったが、HISで買えば、往復10万以下ですむ。あとは、食事代と遊び代だけ。パックツアーは、この時期、ひとり40万円位だから、非常に安くすませることが出来たと思う。 

    Haworth(ハワース)
    嵐が丘、ジェーンエアの作者ブロンテ姉妹が育った村、イングランドらしい広大な自然が見られる。最初にインフォメーションに行き、高原のフットパス地図を買い途中まで車で行く裏技を教えてもらいました。それでも5時間はかかりました。イギリスはどこでもフットパスが整っていますので、基本的に歩くのが当たり前です。キャラバンシューズは日本から持ってきました。

    Bronte Bridge

    有名なブロンテ・ブリッジ
    ブロンテ姉妹がお気に入りだった小川にかかる小さな石作りの橋。ここまでハワースの街から4Kmある。みんな大騒ぎで遊んでいる。このフットパスは、私達と同じようにブロンテ姉妹ゆかりの地ということで歩く人より、単に美しい高原を楽しむことを優先している人の方が多いようだ。

    Bronte falls

    ブロンテの滝からの景色
    水量が少なくてちょっと残念。ブロンテ・ブリッジから急勾配を登らなくてはならないので、あまり来る人はいない。ここも姉妹のお気に入りの場所。絶景です。

    Top Withens

    この辺りが「嵐が丘」のモデルとなったといわれる。「遠くを流れてゆく暗雲。ヒースで敷き詰められた荒涼とした丘を吹き抜ける強い風。大きな2本のかえでの木のもとに廃墟と化したトップウィンズ。」
    左写真の下のほうの谷間がハワースの街。そこから歩いてきました。(ちょっとズルしたけど)



    Yorkshire Dales National Park
    Ribblehead Viaduct

    ヨークシャー・デイルズ国立公園。有名なセトル・カーライル鉄道のリブルヘッド陸橋です。ハワースからブリテン島のほぼ真ん中を北上しヨークシャー・デイルズ国立公園を突っ走るといきなりこの陸橋がすがたを見せる。思わず声を上げるほど迫力満点。ちょうど、貨物列車が通過している。もちろん、ここもフットパスで近くまで行ける。


    キΝWindermere
    ピーターラビットの作者ビアトリクス・ポタ−が愛した湖水地方
    ポターやワーズワースを生んだ美しい自然。その中心地ウインダーミアのB&Bに3泊した。この街には日本からの観光客が非常に多い。

    beckmead House

    宿泊したB&B。小さなイングリッシュガーデンがあるとても清潔感のある宿だ。ホステスは、とても上品。さすが4☆。プリマスの宿も4☆で、同じようにとても上品で、これぞイギリスのB&Bと感じた。

    Orrest Head

    ウィンダミアの街からフットパスで簡単に登れる。ウインダメア湖を見渡す事が出来る。このフットパスで野うさぎやリスをたくさん見た。まるでピーターラビットの世界にいるような気がする。この湖水地方のさまざまな観光地は、ポターとワーズワーズにまつわるものとそうでない所に分かれる。日本の観光客は、ほとんど前者に集まりがちだ。団体客以外は、この自然をいかに楽しむかということで、それぞれ非常に広い地域に散らばり、いろいろな形で楽しんでいる姿を見る事が出来る。

    Castlerigg

    キャッスルリッグのストーンサークル。イギリスという国はさまざまな場所にストーンサークルが点在している。高台にありのんびり出来る。

    Buttermere

    バタミア湖付近のホニスター峠。他の湖水地方とは雰囲気が異なる。この峠は人気がある。採石場やミュージアムも近くにある。もちろんフットパスはどこまでも続く。どこに人が多いということではなく、どこにも人が歩いているという表現が正しい。それも一人が多い。(女性でも)これは、おどろきです。

    Levens Hall

    レヴァンス・ホール
    300年の歴史を持つトピアリーガーデン。The garden of the yearを受賞したこともある。すばらしい庭である。これは有名なアンブレラ。湖水地方の南にある。

    Levens Hall

    レヴァンス・ホールの花壇。良く手入れされている。朝早かったが、日本からのツアーも来ていた。しばらくベンチで休憩していても退屈しない静けさと美しさがある。

    Levens Hall

    レヴァンス・ホールの芝生。これほど美しい芝生でも立ち入りできる。手入れは非常にきちんとしているが、人と自然に向き合う気持ちも忘れていない。どこかの日本の芝生とは大違いだ。人が入れない芝生なんて、芝生ではないと考えるのが当たり前なのだろう。

    ravenglass

    レイバングラスの海辺。イギリスのどこでも見られる光景。ベンチに座って、いつまでも、その風景を見つめている。わざわざ椅子を運んでくる場合もある。木のベンチは個人の寄付のことが多い。

    Hardknot Pass

    ハードノット・パス
    イギリスで最も急勾配の坂がある峠だ。ローギャで引っ張らないと登れないほとんど真上に向く感じの坂道が何箇所もある。とても楽しい。景色も本当に見とれてしまうほど美しい。対向車のドライバーもニコニコしている。

    Hardknot Pass

    ハードノット・パス頂上付近
    正にこれがイギリス人気質だ。頂上の爽やかな風に吹かれて、なんと一人の女性が刺繍をしている。本当にひとりきりです。ひとりで何かを楽しむ人がなんと多いことか。サイクリング、ウォーキング等、みんな自由です。

    イギリスドライビング事情(その2)
    ローカルロードでも、時速60から70マイルで車を飛ばすことは、もちろん速度違反ではありません。たまには人も歩くし、ひつじや馬が渡る姿も見ます。犬を散歩した人も見ました。乗馬姿のお姉ちゃんも一回見ました。一番見るのは、自転車です。もちろんママチャリとかではなく、きちんとしたサイクリングでヘルメット着用(義務)で、かなり早く走ります。ヒルクライムもすごいローギャがあって、どんどん登ります。だから、スピードを出しているときは、すごく神経を使います。しょっちゅうスピードを出しているので、本当に疲れます。すごく怖かったのは、自動2輪。ブラインドコーナーで対向の高速2輪が45度以上傾いてセンターラインぎりぎりですれ違う。こちらもセンターラインぎりぎりでコーナリングしているので、すれ違った瞬間、思わず声が出てしまいました。


    Glasgow
    いよいよスコットランドへ。初枝の具合が悪くなり、見学はお休み。のんびりすることにする。

    Parth

    とても情緒があるパースの街。テイ川とパース橋。パースの典型的な写真。手前の橋には花が飾られている。この街を散歩するため、pay&displayの駐車場に車を入れた。満車だったのでしばらく待っていたら、出て行く車の紳士が駐車券をくれた。ニコニコしながら、まだ1時間あまっているから、良かったら使いなさいって言う。些細な金額だが、人柄を感じた。合理的かどうかは意見は分かれるが、そんな人もいる。でもこのpay&display方式の駐車システムは、非常に合理的と思う。

    Pitlochry

    ピトロッコリー
    とても小さな街だが、とてもきれいでかわいい街だ。それを感じる人が多いのか観光客が多い。日本では夏目漱石が滞在したことで有名。インフォメーションもきれいでとても親切にいろいろなことを教えてくれる。フットパスで楽しめる。

    Glenmore

    グレンモアのスキー場
    スコットランドにはアルペンスキー場がある。どんなところかと見に行った。設備はかなり本格的だ。でも、積雪は少ないらしくてスキー人口は少ないとのこと。イギリスには有名な選手はいない。


    Inverness(インバネス)
    ネス湖の玄関。ここでもB&Bに3泊した。日本人の女性がイギリス人の男性と経営している小さな宿だ。ちょっと期待して行ったが、がっかり。なんかホームスティと誤解している。清潔感がなく、自分達の生活をそのまま見せてしまっていてB&Bとしては失格。客は、ほとんど日本人とのこと。こんな宿に泊まってイギリスのB&Bに行ったなんて言わないでほしい。ここは無印。☆の数はそれなりに評価できると思った。

    Ness

    ネス湖。有名なアーカート城とのシーン。この場所は、ネッシーが出現したという報告が一番多いとのこと。つい、波間に何かいないかと凝視してしまう。確かに雰囲気はある。

    Donan

    ドナン城。あまり有名ではないが、非常にムードがあり美しい。スカイ島に行く途中にある。インバネスから北は、ほとんど日本人観光客はいない。

    Skye

    スカイ島の最北端。朽ちた城と強風で地の果てまで来たという感じ。寒風で耳が痛くなるほど。ここもフットパスを歩かなくては来れない。

    Skye2

    スカイ島の最北端の風景
    強風。家がポツンと点在する。じっとがまんして生活するスコットランド人を想像する。頑固で無口という人ばかりではないのは事実です。でも、そういう人も少しいる

    Kilt Rock

    キルトロックと滝。スカイ島東岸の絶景。スコットランド北岸はフィヨルドである。この光景に強風。正にスコットランドである。わざわざ来る価値はある。

    Oldman of storr

    不思議な山の形として日本のガイドブックにも記載されている。

    Inverness

    インバネスの街
    緯度が高く、夏至の頃でもあり日差しがきつい。夜の11時ころまで明るい。街は大きいが、見所はここだけかな。

    Inverness castle

    インバネス城:新しい城だ。コリー犬を連れた女性の像はインバネスのヒロイン、フローラ・マクドナルドだ。スコットランドは、イングランド軍との壮絶な戦いの歴史も精神もいまだに残る。

    イギリスの宿
    今回の宿は、全て日本でインターネット予約をしておいた。B&Bとモーテルを半分づつ予約した。というのも1泊だけの場合は高速の近くのモーテルで時間を節約する。朝食がついていないモーテルだと自分の時間でチェックアウトできる。時差があるうちは、朝早くても問題ない。連泊する場合は、その土地の雰囲気を味わいたいからB&Bに。そういう考えで、ネットで探しまくり、価格帯が安く良さそうな宿を予約した。基本的には2人で1泊、1万円以下を目指す。エジンバラは街中だから例外。結果的にはインバネスを除いて満足の宿だった。結論として、アメリカンホテルに慣れている日本人はモーテルの方が居心地が良い。広い。バスがある。イギリスを旅した人は誰でも知っていると思うが、Premier Travel Inn は、安くてきれいでなかなかのもの。これはお勧めです。予約システムも使いやすい。B&Bは、本当にイギリスらしくて、感動した。女主人は、とても上品な女性達。部屋は、とてもかわいくて清潔。彼らは自分の生活を見せない。物音ひとつさせない。朝食がまた、きわめて美しくて上品。全てオーダーを聞きに来るところもある。ただし狭い。シャワーだけしかない。これが、欠点だ。

    Carn

    はるか昔の住居跡である。ここで強風を避けて生活したそうだ。遠くにDunrobin城も見える。この日はインバネスから北に旅する。

    Dunnet Head

    ダンネット・ヘッド:ブリテン島の最北端と書かれている。とうとうここまで来た。ここも地の果てという感じだ。強風、寒風。

    Duncansby Head

    有名なダンカンズビー・ヘッド。フットパスで2Km歩く。すさまじい風景だ。写真では表現できていないが、ものすごい迫力。超強風。あまり人がいない。絵葉書ではおなじみの景色とのこと。

    Duncansby Head

    ダンカンズビー・ヘッドの近くまで来た。すごい強風の中、ここまできたが、この場所は、もっと強風。写真は、ほとんどブレてしまう。生まれて初めて味わう強風だ。決して弱まることがない。近くにいた家族のお父さんにシャッターを押してもらった。といっても、この家族しかいなかったけれど。こういう環境にいると、すぐにお友達になってしまう。

    Glencoe

    グレン・コー
    インバネスを後にしてフォートウィリアムス経由でグレン・コーへ。スコットランドで最も美しい谷といわれる。three sistersと言われる3つの峰があり、ここにもスキー場がある。ここのところ毎日、天気が不安定。雨、天気、曇り、どしゃ降り。すぐに天気がかわる。この写真は雨が上がったところ。three sisitersのちょっと南。北側に山があり、下りてきた直線道路。見通しが良いのでリミットの時速70マイル(112Km)で走る。


    Edinburgh(エジンバラ)
    スコットランドの首都。世界遺産。これだけ大きい街でも、本当に美しい、すばらしいところです。

    Princes street

    プリンス通り公園で。この通りは、全面閉鎖で警官が張り付いている。北側の歩道に行く事すらできない。警官に聞いたところ、戦争反対のデモがあるとのこと。南歩道を東から西に歩いていく途中で写真を撮る。ちょうど駅の真上くらい。西端にきて、やっとデモンストレーションがいた。沢山の人だかり。テレビ局もきている。まだ動いていないので、それより西に行く事ができない。30分経ってやっとデモが動き出して、お城の方に行く事ができた。それにしても、ものすごい警戒態勢をしている。

    Princes street

    同じプリンス通り公園で。反対側でデモをやっているとは思えないほど、美しい公園。この時期は花がきれいだ。エジンバラ城がみえる公園。

    Princes street

    ここも同じプリンス通り公園で。エジンバラ城と花壇がきれいだ。 全てが古くても、とても清潔感がある。

    Carlton Hill

    翌朝カールトン・ヒルに登って、エジンバラ城を背景に。前の日は初めて街中のホテルに宿泊した。この街を夜まで散策したくて。飛び込みで入った中華レストランも、とても美味しくて大満足。すべてが印象の良い街。


    Rugby(ラグビー)帰路の中継地。
    エジンバラから一挙に南下する。1日で600Km位。この日のテーマは途中のハドリアヌスの城壁を歩く事。

    Hadrian's wall

    ハドリアヌスの城壁、世界遺産:英国版万里の長城
    ブリテン島の東西を117Km結んでいたという城壁。ローマ帝国によって、2世紀に作られた。その後、地元でこの石が使われてしまって、その頃の状態が長く続いているものは少ない。フットパスがずっと続いており、ところどころに城壁があり楽しむ事が出来る。一緒に歩いているのは陽気なドイツ人達。


    Folkestone(フォークストーン:いよいよ最後の宿泊地)
    テーマは白亜の断崖とドーバーでフランスを見る事。

    Seven sisters

    セブン・シスターズ(白亜の断崖)
    ここもフットパスを歩かなければ海岸に来れない。下から見ても上から見ても、見る人を圧倒させる。昔はこの石をチョークとして使っていた。恐竜の骨が、この白亜層から出たことから、恐竜時代を白亜期と呼んでいる。

    Seven sisters

    セブン・シスターズの断崖に登った。かなりきつい登りだ。ここまで来る人は意外と少ない。ブリテン島全体が老年期層。それが隆起した地形だ。往復で2時間のウォーキングだった。

    hastings

    有名なリゾート地、ヘイスティングス。いかにもイギリスらしい光景。ロングスティもいいかもしれない。でもなぜか for sale の家が多い。

    dover

    最後の朝、ドーバーを見学:フランスは、かすかに見えたが山がないので写真にはとれない。この写真は港とホワイトクリフと呼ばれる白亜の断崖。

    この後、ロンドン市内をドライブしてヒースローから帰国した。

    イギリス人気質
    人によっては、イギリス人はアメリカ人と違って気難しくて愛想がなく、質問しても馬鹿にされてしまって、旅行が台無しになったと言う意見もある。今回、旅行してみて、全くそんなことがなかったと私達は思った。挨拶すれば、思い切りの笑顔で返事を返してくれる。何を質問しても、とても親切に教えてくれる。注意したのは、こちらも日本ではしたことがないくらいの笑顔を最初にすることだ。人は笑顔なら、お互いに平和で暮らしていけるという実感。笑顔で挨拶しても、向こうが返してくれないなら、それはそれで良いのではないか。だからといって、笑顔を忘れたなら、自分が逆の立場になって、周りの人を不愉快にさせてしまう。