7月25日:東急インのステーキ定食:
台風での欠航が続いていたフェリーがやっと動きました。
そして、今夜(25日)午後8時前に、やっと釧路に着きました。
大洗からの海は荒れていて、かなり揺れがありました。
ときどき大波が船にあたり大きな音と地震のような激しい揺れがありました。
でも夜半過ぎからは穏やかになり、青森から北は静かなもの。
苫小牧からは、車で一気に釧路まで来ました。
半分は高速道路なので、この時間に到着することができます。
この秋からは高速が全線開通するので、時間はもっと早くなります。
高速がなければ、あきらめて途中で1泊するのですが・・・・
今回は中途半端なので、ちょっと無理をしました。
今晩は、遅くなったのでホテルで夕食。
ステーキの定食。
ちょっと硬い肉です。
7月25日:東急インのホッケ定食:
ホッケが大きくて美味しかったです。
さすがの北海道。
釧路は北海道の中で一番涼しいところ。
でも去年は気がつかなかったのですが、製紙工場があって、町がドブ臭い。
なかなか良いとことはないですね。
8月いっぱい、道内をうろうろするつもりです。
のんびりとね・・・・
7月26日:のろっこ号:
釧路は晴れています。
日向は暑いですが、気温は低い。
今日は、釧路湿原を走る鉄道「のろっこ号」にのりました。
7月26日:のろっこ号:
夏休みなので子供が多いかと思いましたが、実際は年配の人達ばかり。
5両編成の車両は、ほぼ満席。
年寄り団体ツアーの旅行者ばかりです。
くるま椅子や足の不自由な人達もいます。
それでも来ようとする気持ちがすごいと思います。
7月26日:のろっこ号:
湿原の景色は、展望台の方が綺麗でした。
のろっこ号に乗るのは、その中を走る感覚だけですね。
7月26日:のろっこ号:
上から見ると、釧路川は蛇行をしています。
でもこの位置から写真を撮ると、ただ曲がっている川です。
釧路の美味しい回転寿司を見つけたので行ってきました。
生さんまとかボタン海老とか、とても安く新鮮なものが食べられました。
ひと安心です。
7月27日:釧路漁港:
連絡してあった釧路市役所の企画課の人にあって来ました。
北海道のどこの市や町にも、移住担当がいて、アドバイスをしてくれます。
観光案内所よりずっと面倒を見てくれます。
長期滞在者にとっては有難い存在です。
三井商船フェリーの2割引の移住証明をもらうことができます。
フェリー代金は高額なので、2割引は助かります。
今朝は最初に漁港に行きました。
サンマ漁船がたくさんいました。
7月27日:釧路漁港:
こんな照明をつけて漁をするそうです。
話を聞いた漁師さんは震災の被災者でした。
宮城の漁師さんが岩手の船を借りてサンマ漁をしています。
震災した人々も、こうやって頑張っている人達がいます。
今年は豊漁と聞いていましたが、今朝の漁はそれほどでは、なかったそうです。
7月27日:釧路湿原展望台:
去年は小雨で良く見えなかった釧路湿原展望台に行ってきました。
左回りで歩くと帰りが楽です。
1時間くらいのハイキング。
日差しが強いので、歩くと汗をかきます。
途中には、こんな階段があります。
7月27日:釧路湿原展望台:
つり橋があります。
この先から道が分岐します。
サテライト展望台方面と北斗遺跡方面に行けます。
7月27日:釧路湿原展望台:
森が開けると、待望のサテライト展望台。
広大な原野が一望できます。
対岸が、昨日、のろっこ号で走った場所です。
せっかくだから、ここで休憩します。
涼しい風がふいていて快適でした。
7月27日:釧路湿原展望台:
本当に雄大な景色ですね。
この湿原のすぐ下流が釧路の町。
なんか不思議な感じがします。
7月27日:釧路湿原展望台:
昔は泥炭層の不毛の原野と教わりました。
確かに不毛に違いはありません。
でも、だからこれ程の景色になったのですね。
見方を換えれば、すばらしくなる。
7月27日:北斗遺跡:
釧路湿原展望台の隣にある北斗遺跡に行きました。
1000年前まで、こんな竪穴住居に人間が住んでいたそうです。
北海道は、さいはての地なのですね・・・
ほとんど観光客がいない場所を歩いて行って住居跡に行きました。
7月27日:北斗遺跡:
覗いたら、中に人がいてびっくり。
管理している民間会社の人が火を焚いて萱の住居が腐らないようにしています。
しばらくお話を聞かせてもらいました。
住居の中は暑くて燻製になりそうです。
釧路湿原が海だった数千年前からずっとそんな生活をしていた人類がいたのです。
はるか昔だとおもったら13世紀の時代まで、そんな生活をしていたとのこと。
7月28日:鶴居町:
今日も釧路は晴れています。
鶴居町に来ました。
実はこの町の教育委員会を訪れたのです。
そのお隣には、こんな素敵な場所がありました。
この子供達は毎日ここで遊んでいるそうです。
鶴居町は経済的に豊かな雰囲気ですね。
7月28日:キラコタン岬:
釧路に来てから知ったキラコタン岬。
釧路湿原は数千年前は海。
だから湿原の上流にある高台は岬の名前がついています。
ここは国立公園なので、湿原の真ん中に入ることはできません。
しかし、キラコタン岬だけは、鶴居町教育委員会の許可があれば、行くことができるらしい。
ということで、今朝、許可をもらうために鶴居町まで行きました。
そして地図をもらい近くまで車で行き、40分歩きます。
熊の通り道なので、笛を吹きながら歩きました。
7月28日:キラコタン岬:
そして、やっと見えた上流の川の蛇行。
こんなに川の近くまで来ることができます。
釧路湿原のど真ん中。
道道243号線から横道にそれてから1台の車にも、人にも会いませんでした。
7月28日:キラコタン岬:
岬の高台からの景色です。
川の蛇行が、ずっと続きます。
はるか遠くには釧路の町が見えます。
当たり前の景色ではあるけど苦労して歩いただけ感動ものでした。
7月28日:キラコタン岬:
前の写真とちょっと角度を変えた景色です。
岬の先端部を歩くことができます。
但し、ちょっと道なき道という感じのトレッキングですが・・・
きちんとした服装が必要だと思います。
7月28日:キラコタン岬:
キラコタン岬から右手の景色です。
200mm相当の望遠レンズでの撮影です。
はるか遠くに、昨日行った釧路湿原展望台が見えます。(右上)
左側に釧路の町の煙突が見えます。
7月28日:キラコタン岬:
逆に、昨日行って撮影した釧路湿原展望台から見たキラコタン岬です。(右側)
釧路湿原の地形が把握できた感じがしました。
7月:花咲ガニ:
根室に来ています。
釧路の宿が、この1週間混雑しているので、ひとまず脱出。
根室はやっぱり花咲蟹ですよね。
今がシーズンです。
7月:花咲ガニ:
花咲蟹を買ったら食べやすいように切ってくれました。
自分で切ると手が痛いので良かったね。
味が濃いです。
7月:タンチョウ:
風連湖の岸辺に丹頂がいました。
車と停車させ望遠レンズで撮影。
最初は草むらにつがいがいたので分からなかったのですが・・・
水に入ったら、小さいのが一羽。
7月:タンチョウ:
まあ、可愛いのって・・・
よく踏まれずについて行っています。
けっこう泳ぐのも早いですよ。
こんな光景が国道から見られます。
ちなみに、丹頂鶴とはいわないで丹頂というのが正しいそうです。
7月:春国岱:
春国岱(しゅんくにたい)という風連湖の砂洲を歩きました。
人はほとんどいません。
いても、私達の年代の人達ばかりです。
7月:春国岱:
春国岱には鹿がたくさんいます。
実は、そうではなくて北海道には鹿がたくさんいます。
食害で花がなくなっています。
どうしたらよいのでしょうかね・・・
7月:春国岱:
春国岱には立ち枯れの木がたくさんあります。
不思議な光景です。
これは、いったんは砂地になって、長い年月を経て木々が育ちます。
しかし、その後に海水が入ることにより、木々が枯れます。
砂洲が出来る過程の出来事ですね。
野付半島のとどワラも同じ現象です。
今は、とどワラが少なくなってしまっています。
でもまた、木々が育つことでしょう。
そして何らかの原因で海水が入るとまた立ち枯れがおきます。
7月30日:納沙布岬:
今日は、曇り空です。
納沙布岬に行ってきました。
ものすごく寒いです。
日本の最東端、今朝の日の出は午前4時だそうです。
こんな格好をしていても、寒くて立っていられません。
7月30日:納沙布岬:
納沙布灯台と貝殻島の写真です。
わずか3Kmちょっとの島がロシア領です。
40年前は何もなかった納沙布岬。
今や花咲ガニと北方領土返還の施設がたくさん出来ています。
その割には観光客は少ないですが・・・。
7月30日:納沙布岬:
食堂で花咲ガニのてっぽう汁と昆布の佃煮を無料でサービス。
そのまま帰っても良かったのですが・・・
親切にしてくれたのでラーメンを注文しました。
みんな美味しかったです。
7月30日:納沙布岬:
花咲蟹が生きています。
生きたまま茹でないと美味しくないそうです。
それにしても、ちょっと怪獣のようでこわい。
7月30日:原生花園:
根室半島の原生花園。
あまり花はないですが・・・
馬が放牧されています。
おじさんのところに馬が集まってきます。
私がいくと離れてしまうので、ちょっと遠くから撮影しました。
7月:アヤメ:
根室半島の浜沿いの道路から撮影しました。
強い風のため、防風林の幹が曲がってしまっています。
そんな過酷な条件の中、アヤメの花が可憐に咲いています。
7月:明治公園:
根室の街の中に明治公園があります。
とても広くて管理も行き届いています。
箱物ではないけど、いわゆる箱物予算ですかね・・・
ハマナスも最後の美しさを放っています。
7月:明治公園:
明治公園には、非常に古い煉瓦作りのサイロがあります。
実用の建物も、こんなに芸術的になります。
ちょっとピサの斜塔風の写真を撮ってしまいました。
7月:明治公園:
このサイロはこんなに大きいものです。
この公園にはサイロが3つがあって、芝生が植えられていました。
過酷な時代の生活も歴史とともに、美しさに変わります。
7月:歴史と自然の資料館:
花咲港近郊に、歴史と自然の資料館があります。
ここには、周辺で採取した地層が展示してありました。
いわゆる地層剥ぎ取り標本です。
この赤い矢印の地層が津波にあった証拠です。
300年から400年毎にあります。
人間の想像をはるかに超す巨大津波だそうです。
東日本大震災の津波もそういわれています。
でも、300年から400年毎にある津波なのですよ・・・
ネットで調べてみると、日本のいろいろな場所で剥ぎ取り地層による調査は行われています。
やっぱり人災ですね。
7月:車石:
花咲港近くの車石がある海岸線です。
火山による溶岩が急激に冷えることによって、板状節理の岩が出来ます。
このすばらしい景観は、美しい緑の芝ですね。
wikipediaでは、
根室車石(ねむろくるまいし)は、北海道根室市の根室半島花咲岬附近一帯に広く分布し、方沸石を含み、アルカリ分に富む玄武岩質岩石中にみごとな放射状節理の発達した球状岩体である。1939年(昭和14年)9月7日に、国の天然記念物となった。
7月:車石:
根室車石で一番有名な石ですね。
隣の初枝の大きさと比較すると良く分かります。
観光案内の写真に使われる石です。
更にWikipediaでは、
その形成当時は、白亜紀(6千万年〜1億3千万年前)といわれた時代でアンモナイト・イノセラムスなどの動物が、住めるような今より暖かい海であった。その海底の地下深くより千度以上もの温度をもったマグマが上昇し、海水を含んだ泥(根室層といわれている)の附近で水平に方向をかえ溶岩となって泥の中へ浸入し、そこで泥の中の海水は、この溶岩を冷やすことになる。 表面は、冷やされるため、はじめは柱状節理といわれる柱のようになった割れ目ができるが内部はまだ溶けており、後方から送られる溶岩によって先に進んでいき先端部より海水が浸入し内部を急冷する。 そして最後には球形の「車石」を多数をつくり、このような溶岩を「枕状溶岩」といい、この半島での岩質は粗粒玄武岩といわれており一般に長径1〜2メートル、最大で6メートルにおよぶものもある。このような火成岩の典型的な放射状節理構造は例も少なく学術上貴重であり太平洋に面する断崖に球状岩体の多数重なる様は、一大奇観を成している。
7月:長節湖:
猫が4匹います。
長節湖という場所です。
長節湖(ちょうぼしこ)は根室半島の付け根近くの太平洋に面した周囲4.5kmの湖。
根室十景の一つです。
湖の周囲には一周できる遊歩道があります。
遊歩道沿いには西国三十三観音霊場を含む45体の観音像が安置されています。
長節湖は野鳥の宝庫でさまざま野鳥が観察できます。
太平洋側に目を向けると、沖合いにユルリ島モユルリ島が浮かんでいます。
車で過ぎ去ろうとすると子猫が100mも、みんなついてくるのです。
可愛かったですよ。
お腹がすいているのですね。
でも、猫は雑食性だから虫でも何でも食べるから野良でも大丈夫かな・・・
7月31日:落石岬:
Wikipediaによると、
落石岬(おちいしみさき)は、北海道根室市の根室半島の付け根に位置し、太平洋に突き出た岬。
海岸線は断崖絶壁になっているが、岬の内陸部は台地になっており、落石湿原が広がる風光明媚な場所である。サカイツツジの南限自生地として、国の特別天然記念物に指定されており、6月頃に見頃を迎える。
日本のほぼ最東端にあり、太平洋を航行する船舶にとって大きな目印である。落石岬灯台、気象観測や大気の採取・分離・測定などを行う国立環境研究所地球環境研究センター落石岬ステーションがある。
かつては落石無線通信局があり、千島列島やカムチャツカ半島との無線通信、北太平洋の広い範囲の航空機や船舶とのモールス信号交信にとってなくてはならない施設であった。特に、北米航路を航行する日本船籍の商船にとっては、日本の便りを伝え、日本本国に船舶の情報を伝える特別な存在であった。1960年代までは、落石無線通信局から発せられたモールス信号を、日本から最も近い海域を航行中の船舶が受信し、それが数隻の僚船を経由して、はるか地球の裏側を航行する船舶にも、日本の最新ニュースや、会社からの指示が伝えられたものだという。
岬内は環境保全地域になっているため、公衆便所も含めて一切の施設は存在しない。車両の乗り入れも禁止になっており、車止めに駐車して、2km程度の木道を歩いて散策する形になる
7月31日:落石岬:
非常に歩きやすい2Km程度の林の中の木道を通り、開けると赤い灯台が見えます。
草が生えた大地は見通しがとても良くて、爽やかな風が吹いています。
海までは断崖絶壁。
ここは、絶対穴場ですね。
7月31日:落石岬:
すばらしい場所でしょ・・・
観光バスでは、来られないと思います。
見て分かると思いますが、断崖にフェンスはありません。
これじゃないと、自然ではないですよね。
7月31日:落石岬:
ここは、調べてみると200円でフットパスの地図を買うそうです。
でもね、ヨーロッパのフットパスは、もっとちゃんと管理されていますよ。
単純に作るだけ作って、年に数回のイベントだけやることが目的ではないはず。
観光で人を呼ぶためには、自然と人を愛する気持ちがなければ駄目ですね。
8月1日:タンチョウ:
再び風連湖の砂洲です。
でも、今回は逆側。
野付半島側から南に入りました。
タンチョウの親子がいました。
でも、前の子供と違い、親より大きい子供です。
8月1日:タンチョウ:
別のタンチョウの親子です。
前の写真と同じ日で場所は、かなり離れています。
走古丹(ハシリコタン)の町が見えます。
たった数日で、3回もタンチョウを見ることができました。
それも親子連れで・・・
8月1日:ハマナス:
このハマナスの花の中に蜂がいます。
他の花の中にも蜂がいました。
見ていると面白いですよ。
蜂が嬉しくて、転げまわっています。
それとも、狭い花の中だから、うまく飛べないだけかな・・・
8月1日:ハマナス:
海辺のハマナスです。
この花の中に蜂がいます。
いかにも北海道の浜という感じです。
知床旅情が聞こえてきそうな・・・
8月1日:とどわら定食:
今日は行く予定がなかった野付半島に行きました。
昼食の美味しい所を探して探して・・・
とうとう去年と同じ道の駅とどわら
そして「とどわら定食」
お刺身が美味しいです。
いか、ホタテ、北海シマエビ、サケのルイベ
8月1日:けあらし:
尾岱沼は、けあらし現象で幻想的でした。
写真では、なかなか表現できないけど・・・
8月1日:ハマナス:
とどわらの原生花園では、まだハマナスがたくさん綺麗に咲いていました。
来てよかったです。
8月1日:ハマナス:
去年のこの時期より、ずっと綺麗です。
ちょっと寒かったからですかね。
ハマナスの花の色が濃いです。
8月2日:中標津の旅館白川:
中標津の宿の夕食はサンマのお刺身とか美味しいものがたくさん出ました。
朝食はいくらとか夕張メロンが出てとても贅沢。
これで2食付4500円なんです。
帰るとき、お土産までくれました。
女将さん、ありがとうございました。
8月2日:裏摩周:
去年はあまり天気に恵まれなかった裏摩周。
かなり良く見えます。
ただこの後、神の子池に行きました。
でも、アブが山ほどいて。
本当に凄い数います。
車のドアを開けられません。
ワイパーが必要なほど。
それで、そのまま戻って来ました。
見学の人はいることはいますが・・・
みんな踊りを踊っていました。
はらっても、はらっても、体に当たるのです。
8月2日:摩周湖第3展望台:
やっぱり摩周湖ならではの景色ですね。
神秘的なのです。
吸い込まれそう。
8月2日:摩周湖第3展望台:
吸い込まれる・・・
8月2日:屈斜路湖:
屈斜路湖の和琴半島を一周しました。
たいしたことはないかなって思ってハイキング。
でも歩くときには、やっぱりトレッキングシューズですね。
水がとても澄んでいる場所があって綺麗でした。
こんな簡単なトレッキングでも人は、ほとんどいません。
8月2日:屈斜路湖:
和琴半島の東側です。
波が少しあります。
西側は、波がほとんどありませんでした。
風向きのせいですかね。
背景の右の山は、帽子山です。
どこでもこの山だけは特徴があるので分かります。
8月2日:あさ寝坊:
川湯温泉駅近くのあさ寝坊という宿に宿泊しました。
飲み会があって皆でお話をしました。
昔は、ユースホステルで旅人達が楽しい話をしたものです。
懐かしいです。
8月3日:硫黄山:
硫黄山では今でも活発に水蒸気が出ています。
硫黄のにおいが強いです。
ハイマツの松ぼっくりが綺麗でした。
本州では高山にしか育たないハイマツ。
ここでは、硫黄の強いガスにも負けず、標高150mの場所で生きています。
8月3日:硫黄山:
本当に活発に火山活動をしています。
アトサヌプリは、北海道弟子屈町にある第四紀火山である。
標高は512m。活火山に指定されている。
硫黄山(いおうざん)とも呼ばれる。
アトサヌプリの名は、アイヌ語の「アトゥサatusa(裸である)」と「ヌプリnupuri(山)」に由来する。
つまり、「裸の山」の意である。
8月3日:硫黄山:
アトサヌプリの硫黄鉱山は、明治時代の士族反乱(西南戦争等)における国事犯収容施設(集治監)の建設、北海道開拓の停滞を打破したい開拓使の方針、安田財閥による鉱山開発の意向など様々な思惑が結びついて開発されたものである。鉱山としての命脈はわずかな期間であったが、集治監の設置や鉄道の建設などを通じ行われたインフラの整備は、後の釧路地方開発の礎となった。採掘した鉱石の積み出しは、アトサヌプリの東麓敷設された鉄道により行われた。
昔は過酷な労働の世界だったということですね。
鉄道が出来る前は、馬30頭で釧路港まで硫黄をピストン輸送したそうです。
8月3日:硫黄山とイソツツジ:
火山から出る硫黄成分のため山麓周辺部の土壌は酸性化しており、一般に広く見られるエゾマツやトドマツ等が生育できない。荒地に適応したハイマツと、酸性土壌を好むイソツツジが優勢であり、7月初旬にはイソツツジ群落の一斉開花が見られる。一部にはコケモモやガンコウランなどの高山植物も見られ、日本でも最も標高の低い場所にある高山植物帯となっている。また、地熱が高い部分は冬でも雪が積もることがない。有名な川湯温泉の硫黄泉はアトサヌプリを起源としている。
イソツツジの花が咲いている頃に来たいですね。
ちなみに花の色は白だそうです。
8月3日:キタフクロウ:
この日から連泊で川湯温泉のキタフクロウというホテルに宿泊しています。
お料理は、まずまずですね。
ただ、天ぷらは後からサーブしても良いので、揚げ立てで出してほしいです。
これって実は原則だと思うのですが、日本の古くからの旅館は昔のままですね・・・
8月4日:カナディアンカヌー:
釧路湿原を楽しむのには、カヌーが一番だと思います。
ただ、これが高い・・・・
2時間で10000円とか。
たかが手漕ぎボートですよ。
これには理由があるそうです。
つまり、安全のために、必ずコーチが一番後ろに乗るそうです。
だから人件費です。
そして、下流まで行ったカヌーを上流までトラックで運ばなければなりません。
もう一人の人件費が必要です。
釧路湿原の源流は屈斜路湖です。
私達は、まずはカヌーとはどういうものかを屈斜路湖で経験することにしました。
8月4日:カナディアンカヌー:
屈斜路湖の和琴半島キャンプ場で、カナディアンカヌーが30分1000円。
ということで、何事も経験です。
お店の人に、コツを教えてもらいました。
そして、すぐにカヌーを漕ぎました。
最初は、少し戸惑いましたが、10分もすればコツが分かります。
後ろの人が、オールで漕ぎながらラダーをコントロールできます。
つまり、両側でオールを漕がなくても、方向を制御できます。
これが面白い。
分かったこと・・・
ラダー制御をコーチに任していたら、カヌーの面白さは半減してしまいます。
8月4日:美幌峠:
美幌峠(びほろとうげ)は、北海道網走郡美幌町と川上郡弟子屈町との境にある峠。
標高490m。
1920年(大正9年)10月に開通した。
屈斜路湖の西側、国道243号の途中にある。
峠は阿寒国立公園に属し、展望台からは屈斜路湖や阿寒の山々が一望できる。
また、峠には道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠があり、レストハウス、売店、トイレが整備されている。
8月4日:美幌峠:
屈斜路湖がとても美しい。
左の島が中島。
中島は、日本最大の湖中島。(火砕丘、面積5.7km²、周囲12km)
中島はそれ自体二重式火山であり、中央の溶岩円頂丘に最高点(355m)がある。
右側の岸には和琴半島が突出する。
中島と同様、火山の山頂が湖中島になったものであったが、尾札部川の扇状地から成長した砂州により陸繋島となった。
8月4日:美幌峠:
空の青と湖の青とのコントラストで緑の草原が美しい。
風も爽やかです。
こんな場所で、一日のんびり過ごすのも良いのではないでしょうか。
イギリスに行ったとき、自分で椅子やテーブルを持ち込んでいる人達をたくさん見ました。
クリームティーなんか良いですね。
日本では、なぜないのでしょうか・・・
8月4日:美幌峠:
私は40年前、北海道を巡ったときのこの美幌峠からの景色を覚えています。
本当に美しかった。
そのころの景色と変わっていません。
ただ、峠には何もなかったけれど・・・
8月4日:美幌峠:
美幌峠から見た和琴半島のズームアップです。
風向きのせいか、半島の向こう側の水面は波立っています。
半島の手前側で、カナディアンカヌーをしました。
半島を1周するトレッキングもしましたよ。
8月4日:美幌峠:
これぞ昔ながらの景色です。
8月4日:美幌峠:
懐かしい思い出の景色です。
8月4日:砂湯:
砂浜を掘ればたちまち露天風呂の出来上り。
キャンプ場も有り、湖で水浴びした後は砂を掘って温泉浴が楽しめる。
冬は渡り鳥の「オオハクチョウ」が羽根を休める姿を見に訪れる人々が多いところです。
常に湯煙を浜全体から立ち上げていて、のんびりした気持ちになります。
砂湯は観光バスが立ち寄る屈斜路湖畔でも中心的役割を担っている景勝地です。
8月4日:キタフクロウ:
キタフクロウの夕食です。
フライが美味しそうでしょ・・・
揚げ立てなら最高なんだけどね。
それだけが残念です。
8月4日:キタフクロウ:
キタフクロウの夕食です。
こういう鍋だけは熱々でいただけます。
夜になって、お祭りがあるというので神社まで出かけました。
でも、ちょっとさみしい感じです。
お客さんが少ないです。
近くのお土産屋さんを散策。
木彫りのお店の前でおじさん二人が座っていました。
声をかけられたのがはじまりでいろいろお話をしました。
楽しかったです。
でも、お客さんが少ないので、かわいそうです。
本当は、みんなでいろいろ考えるべきだと思います。
写真がたくさんになったので、ページを変えます。
8月5日からは、その2として、新しいページにします。
5日からは、また釧路に戻ります。
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